あなたに見えてる沖縄は、見たままのものとは限らない
2018年1月のツイートからピックアップした「ツイまとめ」2018年1月号。



アタック25の年明け初回はテレ朝系列の局アナ大会。テレ朝系列は名前に「朝日」がつく局が多い。

ベッキーに関する件。ちなみに現時点でも沖縄で放送はしていない(2月17・18日予定)。



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接戦・激戦といわれてはいたけど、こうなったか。名護市長選。

(選管最終)投票率76.92%
渡具知武豊 20,389
稲嶺進 16,931

新人の渡具知さん当選。
前回自主投票の公明党が渡具知陣営についたとか、維新もついたとか、渡具知陣営の総力戦とはいえ、稲嶺陣営に有利な要素が多数あったんですよね。
○ひと月3回の米軍ヘリ不時着
○普天間でのヘリの窓落下
○高江での不時着炎上
○状況は不透明だが基地反対派は「米軍のヘリが落とした」としてる、保育園の屋根で発見された部品
○南城市長選での“オール沖縄”候補の勝利

しかし、蓋を開ければこの差。稲嶺、渡具知どちらが勝つにしても、選挙期間中にいわれた接戦展開が本当なら1000票差はない、あるいは南城みたく100票差もない展開も考えられたんですが、3000以上とな。
ねるとん紅鯨団風に表現すると「大!どん!でん!返し!」
そういえばBrexit(EU離脱を問う英国国民投票)みたいという評価もあったね。

稲嶺支持者や基地反対派からは「辺野古を争点から隠した」と批判や恨み節が聞こえますが、忘れてはいけないのは、これ、地方自治体の選挙なんですよね。地域の課題をどうするかが重要。そこを稲嶺陣営はアピールできていたのか。
伝え聞くところでは、産業、インフラ、医療、ごみ収集16分別の見直しなど。

ところが、稲嶺陣営で、大黒柱たる翁長知事から出たのは「辺野古新基地反対」と「パンダ誘致」。客寄せパンダではなく、本物のパンダ。
なめとるわ。(パンダについては別にまた書く予定)

地域のことから国政レベルのことまで、特に注目されやすい街のリーダーです。
お仕事しっかりとね。


2018沖縄大選挙イヤー、序盤の大一番は名護市長選。
1月28日告示・2月4日投開票。予想外の出馬表明もなく、「現職/オール沖縄」と「新人/国政与党」一騎討ちの選挙となっております。

[届出順]
稲嶺進(いなみね・すすむ)【推薦】民進、共産、社民、自由、社大【支持】立民
渡具知武豊(とぐち・たけとよ)【推薦】自民、公明、維新

普天間基地(飛行場)のキャンプ・シュワブへの移設統合も絡みます。
様々な情報や情勢読みがありますが、どうやら“激戦”のようです。
激戦の大きな要素と考えるものは、前回の2014年はどちらにもつかず自主投票だった公明党が、自公の枠組みで新人渡具知陣営に推薦でついていることでしょうか。公明がついてるということは、創価学会の会員票や会員の友人知人票(巷ではF票ともいわれる)の動きも影響しそうです。現職の稲嶺市長も、学会員の“良心”に期待するような言動をする程。

ですが、稲嶺市長は2期やってます。最初の出馬時の2010年も、自公推薦候補(当時現職)との対戦で、当選しました。
ただ、2010年は大きな変化要素が複数ある点にも留意が必要です。
市内で保守系の一部が稲嶺陣営についたこと。
民主党中心の連立政権が国政与党となり、「普天間は最低でも県外」と言った鳩山首相が就任してまだ年月が経ってないこと。
そして、鳩山首相が方針を転換する前で、「普天間は県外に」を期待する空気が支配していたこと。

あれから時が過ぎ、新基地反対を掲げた稲嶺市長で2期8年やってきたが、阻止するどころか基地本体の工事も始まってる現実があります。

基地以外も「どうするか」議題や課題があります。

さあ、どうなるか。


沖縄での鉄道整備構想(鉄軌道計画)で、ルート選定に動きがありました。
7つの案から、検討委員会が推奨ルートを選定しました。

【7つの案とは】
A案:那覇~嘉手納~恩納~名護
B案:那覇~嘉手納~仲泊~金武~宜野座~名護
B派生案:那覇~嘉手納~仲泊~石川~金武~宜野座~名護
C案:那覇~普天間~ライカム~コザ~具志川~石川~恩納~名護
C派生案:那覇~北谷~コザ~具志川~石川~恩納~名護
D案:那覇~普天間~ライカム~コザ~具志川~石川~金武~宜野座~名護
D派生案:那覇~北谷~コザ~具志川~石川~金武~宜野座~名護

選ばれたのは、C派生案でした。

人口集中地帯とリゾート地帯を両方カバーするなら、CかC派生だよね。
Aはリゾート需要や那覇対名護では理想的だけど、沖縄市とうるまの人口10万人越え都市を2つもスルーするもったいなさに加えて、嘉手納基地付近をどう通すかが難しい。
北部で東海岸を通すB案やD案は、辺野古の普天間基地代替施設(辺野古新基地)とバーターで振興手段を…とする手法も考えられますが、今の県政ではまずそのようなことはしないし、まずリゾート需要に応えられない。

C派生では、地下区間となる那覇から宜野湾の間は、海岸部の国道58号と内陸部の国道330号のどちらかを想定してます。北谷を通過するなら、58号ではないかなとは思うところ。
普天間基地の移転後の跡地を通すと、目玉にはなるでしょうが、まあ、これは基地が移転しないことにはね。もし翁長知事が2期目に入って現在の姿勢を続けるならば、可能性はさらに遠のくだろうし、余程のことがないと。

現在は検討委員会が7案から選んだ段階で、今後沖縄県案として最終決定されるのですが、まだまだ課題はあります。
費用総額や負担割合、補助金は?
建設と運営の分離(上下分離)はできるのか?
上下分離が実現するなら、運営会社は?
普通鉄道?鉄輪リニア?LRT?
バスやゆいレールとの連携は?

さて、どうなる。


2017年12月のツイートからピックアップした「ツイまとめ」2017年12月号。

ただし平昌冬季オリンピックの期間中なので、TBSの放送担当編成次第では…。


めちゃイケの数取団。番組内でランウェイの単位は「メートル」。


↓上記ツイートを受けての感想



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これだけ続くと、「おい海兵隊どうなってんねん」です。

1月6日、伊計島でUH-1Yが不時着
1月8日、読谷でAH-1Zが不時着

3日間で、アメリカ海兵隊のヘリが2機も不時着(予防着陸)。
伊計島では、1年前の2017年1月にも米軍ヘリの不時着がありました。
それ以降でも、沖縄県内で飛行場・米軍施設外の不時着が4件(うち1件は機体全焼)。
ほかにも普天間第二小学校へのCH-53Eの窓落下、石垣空港でのオスプレイの緊急着陸がありました。

住民の不安は当然です。整備や訓練がちゃんとできてるのか。
近年の予算をめぐる問題の影響を受けている可能性が指摘されてます。この状況で大事故が起きたら、アメリカにとってもよくない事態です。
そこんところを、理解できてるのでしょうか。
政府も、日米同盟を防衛・安全保障政策の軸に置いてる以上、何か一大事が発生して沖縄の基地反対運動が「一線」を越えたらやばいはず。もっと働きかけてほしい。


長射程巡航ミサイルの導入、F-35B採用といずも型護衛艦の空母化など、2017年の年末は自衛隊に関して急展開なニュースが続出でしたが、2018年も年明け早々に出てきました。

日経によると、電子戦機の導入を検討とのこと。

初心者向けに説明すると、電子戦機とは、敵のレーダーや通信を妨害、無力化する機体のこと。レーダーサイトなど防空システムを攻撃する機体や、レーダー波などの電波信号を収集する電子偵察機や電子測定機を含むこともあります。
fut2013-ea6b-001.jpg
電子戦機の例。アメリカ海兵隊のEA-6B(現在は退役)
2013年6月・普天間基地で撮影。

今回導入するのでは?とされてるのは、上の写真のEA-6Bの後継としてアメリカ海軍が運用中のEA-18G。空母艦載戦闘機・FA-18Fに電子戦装備を搭載したものです。

長射程巡航ミサイルの導入話と近いタイミングで出てきたことから、弾道ミサイルの拠点や発射車両を直接攻撃するなど、北朝鮮や朝鮮半島有事を意識した指摘があります。相手の防空システムを無力化ができるので、航空攻撃のハードルも下がります。
しかし、弾道ミサイルの拠点の攻撃は、そう簡単なものではありません。
巡航ミサイルの飛行速度は音速に達しておらず、弾道ミサイルの発射準備を確認し巡航ミサイルを撃っても、数百kmを飛ぶ間に弾道ミサイルが発射されるだろうし、移動式発射車両なら発射地点を離脱します。
さらに言うと、攻撃任務中の機体が相手領土・領海上空で撃墜された場合の乗員の救出体制も必要です。

では、なぜ電子戦機か。
電子的な無力化で、相手の戦闘意図をくじく可能性もあります。
ホットスポットは朝鮮半島だけではありません。東シナ海など対中国絡みのものもあります。
また、国力の観点からも、単独で中国と対峙するのが困難になる中、日米同盟や多国間の協力で武力衝突を起こさせない安全保障体制を作るための、必要要素としての導入なのか。

単純な軍拡反対やイケイケ論では、情勢を見誤るリスクが高い展開です。


1月1日の地元紙社説。どんなもんか読んでみる。

沖縄タイムスは
琉球新報は

新報、新年早々、独立論にリンクしうる主張を出してきたな。「自己決定権が試される」と。

2018年・平成30年の沖縄は選挙イヤー。中でも2月投開票の名護市長選、11月の知事選は、普天間基地(飛行場)のキャンプ・シュワブへの移設統合が直接争点になるだけに、反対派にとっては重要局面。また、知事選までの間に実施される選挙も、前哨戦の意味合いを帯びてくるでしょう。

新報の社説が言う「試される」と指摘するものは、それらの選挙でしょうか。文中でも、選挙に触れたくだりで「民意が問われる」とあります。
そういえば、ここ数年の琉球新報、選挙で“オール沖縄”側の候補が当選した時、社説またはコラムで「自己決定権を行使した」と賞賛する趣旨の記述を見ることがありましたね。

ほかに…
琉球政府時代の沖縄のトップである行政主席の公選を求めたのに対して、米軍(民政府)がなかなか認めなかったことを「自己決定権を封じた」。あの当時のことだからね…。
その主席公選が実現、さらに復帰(返還)が実現したが、「憲法の基本理念がないがしろにされている」。あの、基地関係で意見の相違はあっても、沖縄がそこまでないがしろにされてるかというと…。

そして、最後の段落に「極み」がありました。
- - - -
明治改元から150年の節目の年でもある。この間の歴史を顧みる時、改元から11年後の1879年に日本政府が「処分」と称して琉球を併合し、主権=自己決定権を奪ったことに留意したい。
- - - -
日本が主権=自己決定権を奪った、と。
では、主権を取り戻して、何がしたいのか。

2017年1月、琉球新報は県民意識調査を元に、独立論にリンクしかねない主張をしました。
その後、世界各地の独立運動を追う連載企画をやりました。
琉球新報の年明けの新企画には、自己決定権・琉球独立絡みのものはありませんが、引き続き注意が必要です。


宜野湾市の保育園での「真偽不明の落下物?」の騒ぎがやまないうちに、本物の落下物トラブルが発生しました。

普天間基地を離陸したCH-53Eの窓部品が、普天間第二小学校の運動場に落下しました。
けが人に関しては、落下物そのものではなく跳ねた石によるかすり傷ということから、報道によっては1人ともいないともされてます。しかし、その時運動場では体育の授業中。ひとつ間違えば直撃です。

これはいかん。メンテナンスや管理はちゃんとできてるのか、という話です。

落下した窓は操縦席右側の、アクリルにフレームつき。緊急脱出時には機内や外から外すことができます。
2014kadena-ch53e-04.jpg
これですね。(写真は2014年、嘉手納基地で撮影)

原因は人為的ミスと発表されてます。機体に問題があったというわけではない模様。国内配備分のデポ整備を担当する大韓航空も関係ない模様。て言うか、フライト前にチェックする部分だからね。

「点検して安全が確認されるまで、沖縄にいるすべての米軍機を飛ばすな」という怒りはごもっとも。しっかり管理してもらわないと。

でも、反対派は何であろうと「撤去」「閉鎖」「辺野古新基地反対」の一点ばりで進歩も何もないし、そういう声が世間では拾われ取り上げられるからなぁ。


宜野湾市の保育園の屋根で、米軍のヘリの部品が見つかった件。
飛ぶ前に外す部品が、飛行中のヘリから落ちたのかと騒ぎになりました。ところが…

米軍「その部品は確かにCH-53Eのものだが、数は揃っている」「飛行中に落ちたら壊れるはずでは」
説明を聞いた沖縄県の富川副知事も、答えに困惑してる模様。

その部品は、IBISという、ローター(羽根)に異常が発生した時に知らせる装置に、飛ばない時につける透明のキャップのようなもの。
2014kadena-ch53e-02.jpg
(2014年、普天間基地で撮影)
小さい写真で恐縮だけど、ローターの根元付近に、札がぶら下がってる透明で丸い物体が見えます。それがこの部品と思われます。飛ぶ前に外します。

「飛ぶ前にちゃんとチェックしなさい」「予算不足で訓練が減り練度も下がってるのか?」というところでした。しかし、米軍は普天間にいるCH-53Eの分の部品は揃っているという説明です。
さらに、発見された部品についているワイヤーとクリップが正規品と違うという指摘も出てきました。

考えられるのは…

【1】整備現場が隠蔽して上官・軍上層部に伝わってない
上官が現場を見ない形で報告を受けただけなのか、部品の予備的なもので数を揃えてごまかすか。しかし隠蔽がばれた時のペナルティもあるはず。

【2】誰かのいたずら
この部品が軍放出品の店(市場)で売られているという情報があります。
入手しやすい状況にあるとしたら、誰かがいたずらで投げて保育園の屋根に落ちたという可能性も否定できません。

【3】保育園側の自作自演
この保育園の母体である教会の牧師は、基地反対運動に積極的と一部で知られています。まさか、自作自演?…という説。

軍放出品のマーケットで入手できるのであれば、兵士が買った私物でごまかす可能性もないとはいえないし、外すべき部品を外す前にローターを回転させたら地上にいる(基地内にいる)段階で壊れるのでは、という指摘も出てます。

真実はどれか。まだ読めないです。
ただ、米軍は安全管理をちゃんとしてほしいではあります。今年は東村での不時着炎上があったし、名護でのオスプレイの事故からそろそろ1年で基地反対派がまた何かやろうとしてますし、ガチガチの反対派でなくても疑心暗鬼な県民はいるはずですから。


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