あなたに見えてる沖縄は、見たままのものとは限らない
いわゆる「加計」の件。国会で閉会中審査を2日間やったのですが…

もうめんどくさい。

議場内の発言だけでなく、報道もアレ過ぎて。
元事務次官と一緒に参考人として招致された元愛媛県知事の発言が、報道によっては無視されてるし。

うんざり。
ほかにやることあるだろ。


いつの間にかうやむやになった、民進党の蓮舫代表の国籍問題。
ここに来て、突如戸籍を公開しました。

今頃公開って…そもそも問題発覚の段階でもっとスマートに対応していればよかったものを…という印象です。
しかも差別だの何だのといった話まで。

それに、自民党の人に対しては政策と直接関わらない件であっても議員辞職を迫る位追及するのに、自身の件になったら…ですよね。


少し前にTwitter発で流行った「カップ焼きそばの作り方」。
作家などの書き方や癖を使って作り方を表現するもの。それが本になったとのことですが、そのタイミングで、東京新聞のあるコラムの情報をキャッチ。


うまいこと言ってるつもりなのかな、と。
ところが、もっとひどいものが琉球新報に。


もはや悪口である。
批判するにも、皮肉のジョークをやるにも、言葉ややり方があるってものでしょう。


2018年1月予定の名護市長選挙。
野党の候補者がいよいよ決まるか…という場面でしたが、その宮里達也さんが出馬辞退。
理由は家族の反対と健康問題とのこと。家族の反対は何とかできるかもしれませんが、健康面でとなるとなぁ。

そうなると、自民党は誰を擁立するのか。
現職市議だと辺野古で“色”がつきやすく、オール沖縄側が設定した土俵で戦うことになり苦戦は必至。前市長の島袋吉和や名護選出の自民の県議・末松文信も同様に“色”がついてます。その点、宮里さんは“色”がついてないんですよね。

そうなると、誰がいるのか。


正直予想ができなかった、今回の那覇市議選。課題はいろいろあるけど、選挙での目立った争点は乏しいし、今の市長も目立った成功も大失敗もない(細かいとこではあるだろうけど)。

で、結果は「市長与党勢力、過半数取れず」。
定数40のうち、市長寄りの与党(所謂オール沖縄)は16議席。
[党派別当選者数]
共産7(改選前5)
社民3(改選前4)
社大2(改選前2)
民進1(改選前1)
市長寄り無所属3(改選前5)
自民7(改選前4)
公明7(改選前7)
維新1(改選前0)
中立無所属9(維新推薦1人含む)

翁長知事のお膝元でこの結果。「過半数を取れなかった」のインパクトが今後どう出るか。
しかも、共産党が議席を増やす一方で、翁長知事誕生にかなり貢献してるはずの“オール沖縄系保守派”の新風会が議席を減らしてます。革新勢力の濃度が上がり、オール沖縄がオール沖縄でなくなる現象はここにも。

つい辺野古やオール沖縄、県内政局で見るところではあるけど、那覇の課題の解決・改善に向け、当選した議員のみなさんにはいい仕事をしていただきたいものです。

(文字だらけポスター2人、琉球独立、自己決定権、元新報記者、ステーキの人)
は全員落選でした。


7月2日告示・9日投開票の那覇市議選。
待機児童や中心市街地の活性化・再開発などの地域の課題が争点な一方、2018年の知事選に向けた前哨戦な様相もあり、那覇のことよりも「辺野古新基地反対」「共謀罪廃止」が前面に出てくる候補者もいます。

そんな選挙ですが、今回は“変わり者”が目につきます。

【文字だらけポスター】
選挙のポスターといえば、顔と名前を知ってもらおうとするもの。ところが、顔そっちのけで長々と文章を書いてるものも。長い文章の選挙ポスターといえば、古参の沖縄選挙マニアなら「又吉イエス」こと又吉光雄を連想するところ。
ところが、今回はそんなポスターが「2人」もいます。高橋吉重と石田辰夫。

【「琉球独立」が2人も】
那覇の市議会議員の選挙なんですが、那覇のことを飛び越えて「琉球独立」な人が2人も出てます。
ひとりは毎度おなじみ泡沫候補扱いの屋良朝助。もうひとりは「自己決定権の確立!独立も辞さず!」な新興勢力「命どぅ宝!琉球の自己決定権の会」が推薦する下地厚。

【♪あーいあい】
名前をもじって童謡のフレーズを連呼するのは、相沢あやの。ところが、ネタ要素はこれだけじゃない。
「元琉球新報記者」とも連呼し、それでいて意外にも自民党推薦(無所属)。
新報と自民党というのが結び付きそうにもないけど、一応個人の思想は自由だからね。

【ステーキ】
ポスターで「給食にステーキを」。なのに持ってるのはチキンレッグ。ポスターのネタ性ではトップクラスの砂川伸彦。
しかも、黒のフォルクスワーゲン・ポロの選挙カーからUnderworldの「Born Slippy(Nuxx)」を流す攻めっぷりw

何だかいろいろ飛んでるものが目につきますが、有権者のみなさんはよく考えて投票を。


いやー、都議選がこのような結果になるとはね。
小池知事の与党的立場・都民ファーストが公認50人中49人当選(のち無所属6人を追加公認)。公明党どかも含めた与党側で過半数確保。

民進党など既存政党を抜けて参加した人もいるとはいえ、これだけ一気に増えると、かつての「小泉チルドレン」「小沢ガールズ」のようでもあり、大丈夫なのかな、と。「小池ファミリー」「小池チルドレン」とでも言うのかな。

で、早速懸念要素が。選挙が終わったとして小池知事が都民ファーストの代表を辞任しましたが、その代表を引き継いだ野田数(のだ・かずさ)がなかなかの曲者のようで。「自民惨敗やったー!」とぬか喜びしてるであろうアンチ安倍を蹴落とす感じに。


世間では東京都議選が注目を集めてますが、沖縄で選挙といえば7月2日告示の那覇市議選。
ですが、その前に。
2018年1月の名護市長選で動きあり。自民側の候補者が決まりそうです。

宮里達也(みやざと・たつや)
北部地区医師会副会長、元沖縄県福祉保健部長

政策で合意できれば正式に表明、公明党にも協力を要請するとのこと。
ようやく決まるか、って感じですね。
誰を擁立しようにも、あれだけ「辺野古新基地反対」に前のめりな現職に対抗するには、これまでの「辺野古新基地容認/推進」のイメージがついた人(例:島袋吉和や末松文信)で真っ向勝負を挑むのは困難でしょう。なので、辺野古の色が薄く、地域の課題の解決を打ち出せる人が必要なのでしょう。
正式表明や政策発表に注目ですね。

現職の稲嶺進市長は出るのか。オール沖縄サイドで交代する理由は見当たらないですが。


なんだろね、こんなにチョンボ重なる大臣も久々かな。
防衛大臣・稲田朋美が都議選の応援で「自衛隊からも…」と発言。
省庁や政府機関が、選挙で特定の候補を応援するのはいかんですから。

以前(と言っても大臣になる前後ではなく、2009年以前)は期待もしてたんですが、こうもボロが出るとね。
最近噂が出てる内閣改造が近々あるとすれば、交代は避けられないかも。


前回のリスト作成から年月経ってるな(2014年の夏だわ)…
ということで、沖縄・琉球独立を掲げる、あるいはそれに非常に近い要注意人物のリストを更新しておきましょう。
前のリストは仲井真知事の時代で、情勢や人物の肩書きも変わってるでしょうから。また、今回は団体の概要も少し書いてみました。
とりあえず、これらの面々の主張には要注意です。

【かりゆしクラブ】
[団体概要]かなり前から琉球独立を主張しているが、現在では後発の独立学会に押され気味。ほかの独立派と違い、独立後の日本との軍事協力や米軍の沖縄駐留も示唆。

◆屋良朝助(やら・ちょうすけ)
代表の肩書きがはずれたとされるが、現在も重要人物。沖縄県知事や那覇市議などいくつかの選挙に出馬するものの、いずれも落選(泡沫扱い)。
Twitterでの発言が下劣。

◆大城浩(おおしろ・ひろし)
「大城浩詩」の名前でも出る。かりゆしクラブ主導の可能性がある独立派パレード(2014年3月)をアピールする新聞投稿から、かりゆしクラブとの接点があると考えられる。
2014年11月の沖縄県知事選挙に出馬を表明、「独立して米軍をすべて撤去し、中国軍や台湾軍、韓国軍を誘致する」という公約を掲げたが、のちに辞退。

【琉球民族独立総合研究学会】
[団体概要]2013年5月に発足した、いわゆる「独立学会」。現在の琉球独立勢力の急先鋒。会員数は数百人ともされるが、「琉球人」「琉球にルーツを持つ人」に限定している。発足以降の活動はシンポジウムや政府機関への抗議が中心だったが、2016年に開催された「世界のウチナーンチュ大会」に乗じて、沖縄に来た世界各地の沖縄出身者を独立運動に取り込もうと宣伝する外向け活動も確認された。

◆松島泰勝(まつしま・やすかつ)
共同代表のひとり。龍谷大学教授。石垣島出身。
沖縄という言葉を使わないのが特徴。沖縄への里帰りを「琉球に帰国する」と言う程。
スコットランドで英国からの独立を問う住民投票があった時に、現地で調査を実施。
2016年5月に中国・北京であった「第2回琉球・沖縄最先端問題国際学術会議」に沖縄代表のひとりとして出席したが、この会議は公安調査庁の2016年版「内外情勢の展望と回顧」で、「中国の大学やシンクタンクが独立しようとする団体や関係者と交流を深めている」と言及された例のひとつの可能性があり、同時に、松島教授が公安にマークされてる可能性も。
沖縄の独立は声高に主張するが、台湾の独立は「日米との連携や中華からの離反を志向する台湾独立運動は、日本からの『脱植民地』や米軍基地の撤廃を求める琉球独立運動とは大変違う方向を目指している」と批判的。(ソースはこちら)

◆友知政樹(ともち・まさき)
共同代表のひとり。沖縄国際大学准教授。浦添市出身。
普段京都にいる松島教授と違って、沖縄で広告塔的役割に。
直近では、2017年4月に米国ニューヨークで開催された第16回先住民族世界会議に“琉球民族代表”として出席。
反オスプレイ凧上げ妨害に参加したこともある。

◆親川志奈子(おやかわ・しなこ)
共同代表のひとり。沖縄大学非常勤講師。「オキスタ107」という団体も率いている。
最近露出機会が増えている。

◆桃原一彦(とうばる・かずひこ)
共同代表のひとり。沖縄国際大学准教授。

◆高良沙哉(たから・さちか)
沖縄大学准教授。
県外の大学在学時の沖縄の問題を訴えてもとりあってもらえず、「同じ日本人ではない」と感じたことから、独立学会の発起人に名を連ねる。
あと、名前は「さや」と読んじやいそうだけど、「さちか」。2014年版の方も直しておきました。

◆高良勉(たから・べん)
詩人。本名は高嶺朝誠(たかみね・ちょうせい)。
独立学会発足前から、琉球独立を論じる沖縄ローカルの思想系同人誌「うるまネシア」の同人のひとりとして寄稿。独立学会にも発起人に名を連ねて参加。

◆石垣金星(いしがき・きんせい)
西表島を拠点にリゾート開発反対の活動をしている。石垣島で開催された独立学会のシンポジウムへの出席報告あり。

[沖縄・琉球独立派要注意人物リスト・2017年5月版]の続きを読む
テロ等準備罪を盛り込んだ、組織犯罪処罰法の改正案。衆議院を通過しました。
巷で「共謀罪」とも言われるあれですね。

近年のテロや組織犯罪への対応や、国際的な組織犯罪の防止に関する国際連合条約(国際組織犯罪防止条約)を署名したことで、これまで国内の法制度になかった、犯罪の実行(未遂含む)に至らない、実行の合意を犯罪と定義し裁判にかけられるようにする必要があります。

必要性は理解しています。
ですが、その内容はよく考えて練ってるか、という感じもあります。
国内でこれまでなかったタイプの法律ですし、不安を感じる方も多いでしょうから、より丁寧に、ですよね。恣意的な運用や冤罪を防ぐ制度・教育も含めて。

そこを指摘しつつ完成度を上げていけばいいものを…

一部を除く野党は、「共謀罪」とレッテル張って反対・廃案ありき。
国会議員が5人もいないところはともかく、最大野党の民進党がこの態度。新しく法律を作らなくても国際組織犯罪防止条約に対応できるとは言いますが、実行前の合意段階で対応するための定義がない状態では、却って曖昧だし恣意的な運用にもなりかねない。

そういうところをブラッシュアップしていけばいいものを、ただ反対したり極端な例で恐怖感を煽ったりで、まあ何だろね。
今に始まったことではないが、まるで成長していない。
政権を担えるまともな野党がいない不幸が、ここにも。


「アベノセイダース」ともいわれる、反安倍勢力内の一部で出ていた話が、ここに来て浮上しましたね。「加計学園」案件。
森友学園でも追い詰められず、次はこれだと、加計で賭けに出たのでしょうか。

ただ、朝日新聞が取り上げた文書の出所がどこなのかとか、不明な点が多くて。民進党の
議員と加計学園の接点を指摘する声もあるね。

真偽の究明はするとしても、それに集中して政治が本来やるべきことをほったらかしにしてはいかんなぁ。


2016年7月に準備会を立ち上げていた、沖縄・琉球独立志向の新団体「命どぅ宝!琉球の自己決定権の会」。2017年5月に正式に設立されました。
「独立する」のかりゆしクラブ、琉球民族独立総合研究学会(独立学会)に対して、「独立も辞さず」と若干ニュアンスが違うように感じるでしょうが、要注意です。

なぜなら、自己決定権の会の共同代表のひとり、与那嶺義雄(西原町議)は、独立学会の会員。
独立学会の公式サイトでも、2016年5月のシンポジウムにパネリストとして登場したことが記載されています。

特に注意が必要な点が、この団体は政治団体として活動するらしいです。
7月の那覇市議会の議員選挙を皮切りに、県内各地の選挙で候補者を擁立する構想があります。そして各議会で自己決定権確立の決議をしていくとのこと。
独立派勢力で選挙に出馬といえば、かりゆしクラブも過去にやってますが、あちらは代表・屋良朝助の個人商店状態かつ泡沫扱い。しかし、今回はそれなりに団体として立ち上がり、幹部には現役の町議会議員がいてノウハウの共有も可能。それに、市町村の議員選だと、政党や政策よりも地縁が投票行動に影響しやすい面があり、「自己決定権の会所属の議員」が登場する可能性があるという点も厄介。

そして、このような活動をしようとする団体の最高幹部のひとりが、独立学会の会員でもある。
まさかと思うけど、自己決定権の会は独立学会の政治活動部門じゃないよな?

この団体には要注意です。


4月にあった、うるま市長選挙に関連して。
何かネタないかな…と、選挙後の新聞での振り返り連載をチェックしてると、琉球新報の連載で、注目の話を発見。

「オール沖縄」山内陣営の回で、山内選対側が「選挙と関係ないことを喋るな」と、共産党の人の応援演説を中止させた。

宮古島に浦添と、オール沖縄側は連敗してるだけに、辺野古やオスプレイなど、市の課題や争点と関係ない話は出さないようにしていた山内陣営。ところが、共産党の人は辺野古を飛び越えて「安倍政権」や「森友学園」を持ち出したとのこと。
陣営関係者も、オール沖縄イコール共産党と見られるのを避けようとしていたらしいです。

でも、結果は現職の島袋さん再選。

オール沖縄が共産党と同一視されるのを避けようとしてたみたいだけど、翁長知事就任後の選挙、特にオール沖縄側が勝った選挙を振り返ると、「何が保革を越えた結集やねん」「やっぱり従来の革新勢力じゃないか」となってますね。
県議選では、保守系オール沖縄候補全滅の一方で革新政党が議席増。
国政の選挙では、仲里利信と玉城デニー以外は既存の革新系。
東村、宮古島市、浦添市と、基地が争点になった自治体の首長選挙では容認側が当選。

「オール沖縄」とかっこつけても、実質従来の革新政党・基地反対勢力。翁長知事を御輿に担いでそれっぽく見せてるだけ。


宮古や浦添と比べると地味でしたが、うるま市長選、結果はこうなりました。

島袋俊夫 31,369
山内末子 25,616

5,753票差。結構な差で現職再戦。それと同時に「オール沖縄勢力」3連敗。
基地絡みやドラマチックな波乱展開もない、オール沖縄側も辺野古ネタを争点に持ち出さない、ローカルな要素の強い選挙でしたが、結局響いてしまうんですね。

新聞の選挙後連載で、どんな裏話が出るのやら。


分裂&分裂の宮古島
支持組織が入り乱れの浦添
…と比べると地味ですが、2017年の沖縄の主要選挙のひとつ、うるま市の市長選挙が告示されました。投開票は4月23日。

候補者をおさらい。
(届出順)
山内末子(やまうち・すえこ)前県議 社民、共産、自由、民進推薦
島袋俊夫(しまぶく・としお)現職 自民、公明推薦

宮古や浦添と比べると、わかりやすい与野党対決の構図ですね。
ですが、陸上自衛隊の配備とか軍港のような、派手な争点がないんですよね、うるま市は。基地絡みの目立つトピックがあれば、今回山内さん側についてる翁長知事支持の「オール沖縄」勢力は反対主張で押しまくることができますが、今回はそれがほぼ使えません。

とはいえ、ここで現職再選となれば、オール沖縄勢力にとってまた打撃となるわけでして。


民進党がまたがたついてますね。
長島昭久が離党(最終的に除籍処分)、細野豪志が代表代行を辞任。

あれだけ痛い経験をしたのに、相変わらず成長していない。

前にも言ったと思うが、まともなリベラル政党がない、民進党の今の体たらくは、日本にとって不幸でしかない。






普天間基地(普天間飛行場)の代替施設、いわゆる辺野古界隈で最近聞こえてきたのが「県民投票」。
翁長知事が埋め立て承認を撤回するのを後押しする狙いがあるようだけど、何だか、状況が好転せず窮したあまりの、窮余の策っぽく見えますね。

“オール沖縄勢力”を筆頭に、辺野古の「新基地」に反対してきたみなさんは、選挙で勝つ度に「民意は示された」と主張し、それを論拠に反対の声を上げ続けてきました。しかし、工事は一時止まったものの再開し、いよいよ護岸に着手か、もう駄目か、という局面。
そこでこれまで言葉を濁してきた知事が「撤回」の可能性に言及したことで、藁にもすがる思いでもあるのかな?

でも、はっきり言って、県民投票を提起するための署名集めからして時間を要するし、その間に工事は進みます。もう遅い。

2014年…いや、2009年かな?に始まった狂想曲は、ようやく終わるのか。
辺野古を容認してる側としては、早く終わらせてほしい。


「辺野古新基地反対」を掲げるものの、就任後は新基地反対の抗議活動には参加せず、一定の距離を置いてきた沖縄県知事、翁長雄志。

その知事が、3月25日、辺野古での抗議集会(主催者が言う「県民集会」)に参加しました。
そこで知事は、現在の「辺野古新基地(普天間基地の代替施設)」の工事の根拠となっている埋め立て承認について
「あらゆる手法をもって、撤回を、必ずやります」
と発言しました。

2つの意味で、一線を越えてきました。

埋め立て承認について、翁長知事は当初「取り消し」で臨みました。既にある承認に上書きする形での無効化。ただし、これは裁判、和解、協議、再びの裁判の末、2016年12月に最高裁で違法と確定し、取り消しはなくなりました。
上書き形無効化の「取り消し」は使えなくなりましたが、承認そのものをなかったことにする無効化の「撤回」は、選択肢として残されてました。しかし、知事は撤回に踏み切らず、この間に工事が再開されたこともあって、“オール沖縄”など知事支持派の中で意見が分かれ、批判の矛先が知事にも向かうようになりました。

今になって「撤回、やります」という表明。
たが、集会の場で表明はしたものの、実際にいつ撤回するかは言及していません。
本当にやる気があるなら、集会後の週明けにでも撤回手続きはできるはず。

なぜ今の時点で埋め立て承認の撤回をしないのか。
考えられるのは、辺野古の海中での作業に関わる「岩礁破砕許可」が、もうすぐ、3月31日に切れるため。政府は名護漁協が漁業権を放棄して漁業権を持つ者がなくなったので、許可の更新をしなくても工事はできるとしてますが、県(知事側)は引き続き許可が必要と、見解が分かれています。県としては、岩礁破砕許可の期限が切れる2017年4月1日以降も工事を続けたら「無許可工事だ」として、是正指導なり告発なり工事を止める手段に出られるという読みがあるのでしょうか。
(ま、仮に政府が岩礁破砕許可の更新を申請しても、今の県側がまともに許可を出す可能性は低いはず)

とはいえ、翁長知事側の状況が厳しい点は変わらないでしょう。
そうこうしてる間に、辺野古での工事が本体埋め立ての段階に達するかもしれないね。
もしかして、あの撤回発言はオール沖縄内の不満のガス抜き?


自民党の党大会で、総裁の連続再選が「2期6年まで」から「3期9年」に延長されました。
次の総裁選挙で再選し、総選挙で与党の座を譲ることがなければ、安倍首相は最長で2021年まで在任することになります。

戦後最長になるのではとか、「安倍政権が限り続く限り沖縄にとって不幸が続くのか(2017年3月7日の琉球新報の社説)」といった被害妄想入ってるような話もありますが、もっと重点な話があるでしょ。

次は?

以前なら総理の器な目立つ有力者が複数いたものです。1970年代は「三角大福中」なんて言葉もあった程。
ですが、今の自民党はどうだろ。強いて言えば石破茂と岸田文雄(外務大臣)かな。麻生太郎や二階俊博は歳ですし、小泉新太郎はもっとキャリアが要るかな。女性でもいい人がいればいいのだけど、野田聖子や稲田朋美は役不足感。ポテンシャルがある方だった小池百合子は都連と喧嘩した上に豊洲市場問題でみそつけつつあるし。

政権を担えるまともなレベルの野党がいない上に、自民党でポスト安倍が育たないのって、結構大きな問題のような。