あなたに見えてる沖縄は、見たままのものとは限らない
唐突だな、と同時に、任期残り約1年というのもあるよなあ、とも。
永田町で“解散風”が吹いてます。9月28日開始予定以降の臨時国会で、衆議院解散に踏み切り総選挙になる可能性が出てきました。早ければ初日28日ですぐ解散という話も。

8月の内閣改造からまだ日も浅く、北朝鮮が挑発的行動を繰り返す状況で「今なの?」という感じがしますね。
政党の対決という点で見たら、民進党の代表選挙後のごたごたを見て「今だ」と認識してもおかしくないですね。民進党と共産党の選挙協力も白紙になりそうですから。
ただ、維新とこころ以外の野党は、森友と加計の件をまたぶり返そうとするよね。そのへんを与党・首相サイドは考えてるのかな?

もっとも、まともに政策論争を挑むでもなく、こんな話をまた持ち出して叩くとか、野党の体たらくは何ですか。


教員採用試験をめぐる口利き疑惑で、沖縄県の副知事を辞任した安慶田光男。
口利きについては告発した前教育長との裁判が続いてるほか、今の教育長も口利きの働きかけがあったと証言してます(教育長は拒否して口利き回避、前副知事サイドは否定)。

その安慶田さん、新しくシンクタンク的な団体「沖縄経済懇談会」を立ち上げたのですが、13日に開催された講演会で

菅義偉官房長官から祝電
吉本興業の大崎洋社長が基調講演

ほほう。
これまでのコネクションなのでしょうけど、翁長知事サイドを揺さぶる動きなのかな?


「前原誠司vs枝野幸男」じゃ、余程のことがない限りこうなるよな…という結果になりました。民進党の代表選。新代表は前原誠司。
政策もビジョンも違うのに“安倍おろし”で組む野党連携が見直しに向かうのは当然として、この先は党の再生か、あるいは政界再編か。
旧民主党で与党時代にやらかし、その後反省と再生どころか悪化してますからね。

それが、就任早々オチつけるとはなぁ。
幹事長に山尾志桜里?そりゃないわ。
結局党内から反発出たりスキャンダルが浮上したりで見送られたけど。それにしても、この起用案は党内の人材枯渇も一因のような気がする。

さて、この代表選。TVの生中継見て目についたのが、都道府県別の党員・サポーター票のポイント。九州・沖縄の分が映ってたんだけど、沖縄分の2ポイントが
前原:0
枝野:2
になってまして。まさかと思って、党公式サイトにある「2017年9月民進党代表選挙開票結果修正版」(リンク先PDF)にある都道府県別ポイントを見たら…

前原0ポイントは沖縄だけ

枝野0ポイントはいくつかあったんですがね。
おそらく、普天間基地(飛行場)の辺野古キャンプ・シュワブへの移設について
前原「丁寧に進めるが、基本は辺野古の日米合意」
枝野「日米合意の見直しも視野」
という姿勢だったので、党本部と違い「辺野古新基地反対」な沖縄県連が枝野寄りな投票行動に影響したのかな、とも思えます。

もっとも、民進党は旧民主党時代に沖縄にひどいことしたから、信頼回復は特に困難だよね。
(沖縄県連も“鳩山の幻覚”に囚われてる限りはどうしようもないけどね)


「またやるの?」「価値下がるね」な面もあった、「辺野古新基地反対」をお題目にした8月12日のオール沖縄会議が仕切った「県民」大会。

琉球新報のネット中継を翌日に見返したんですが、登壇者の発言、ツッコミどころが多くて多くて…。

登壇者の発言で耳に残ったものをTwitterでメモ代わりにツイートしたんで、ここでまとめておきましょう。










[2017年8月「県民大会」登壇者の発言、ツッコミどころが多くて]の続きを読む
2007年:歴史教科書の沖縄戦「集団自決」
2010年:辺野古新基地反対
2012年:オスプレイ配備反対
2015年:辺野古新基地反対
2016年:軍属の殺人事件糾弾・海兵隊撤退
21世紀に入り、沖縄で基地関連の問題などで抗議目的で開催された「県民大会」は5回。
そして、2017年も8月12日に「辺野古新基地反対」を題目に「県民大会」が開催されました。

ですが、2014年末の翁長知事就任以降、15年から17年まで毎年開催。ここまで連続してやられると、県民大会の開催が目的になってるんじゃないか?という印象があります。
(それまでの県民大会は単発の実行委員会が運営を担っていたが、翁長知事の就任後は「島ぐるみ会議」や「オール沖縄会議」といった大会を運営できる常設組織があり、金銭面でも「辺野古基金」があるのも、やりやすさに影響してるか?)

「開催することが目的か?」だけではありません。
基地反対派の団体や平和団体が普段やっている抗議集会と違い、「県民大会」は、主張する内容の是非は別として、党派を越えて意志を表明、アピールする意味合いがありました。
それだけ大きな意味合いのあるイベントを毎年やっていると、価値(バリュー)が下がる可能性もありますね。
しかも、「イデオロギーよりアイデンティティー」の看板が薄れ、従来の基地反対勢力が目立つようになった今、「県民」大会ではなくなりつつある面もありますね。
以前から指摘している「オール沖縄の虚構」「オール沖縄がオール沖縄でなくなる」とも通じるところです。
加えて、今回は大会の名称に「翁長知事を支え」と入ってるあたりも、特定の色が出てバリューを下げてるようにも見えます。

もっとも、主張である「辺野古新基地反対」自体も反対ありきだし、直前に発生した事故を受けて「欠陥機オスプレイ」のワードも乱発されるし、賛同できない。



今回の内閣改造は、ひさしぶりに平成初期の人気番組みたいな煽りが使えますね。

O~K!現状を打開したい気持ちはよくわかった!
その前に何でもあり恒~例~の、閣僚~ぅチェック!(©️ねるとん紅鯨団)

行政面の問題だけでなく、言いがかりレベルの難癖で印象を悪化させられてますからね。
それは閣僚の面々にも出てます。

[防衛]小野寺五典
かつてのポストに再登場。前の大臣時代の仕事的に、安定感は高そう。
周辺情勢は厳しくなってるけど、頼んまっせ。

[外務]河野太郎
岸田さんが党政調会長に移ったので、行政改革担当からスライド
父があの「河野談話」を生み“紅の傭兵”とも綽名さたれ河野洋平ということから叩く声もあるけど、会見で「父と違う」と発言。
脱原発スタンスだけど、内閣の一員となってからはそれを封じて仕事をしてきたこともあり、どのような仕事をするか注目。

[総務]野田聖子
そうくるか。党内バランスの文脈で語られがちな起用だけど、大臣としての仕事はどうなのかですな。郵政とか閣僚経験はあります。

[文部科学]林芳正
堅実チョイスか。

さて、沖縄だと沖縄北方担当も気になるところですが…
江崎鉄磨
知らんな~。沖縄に視察に来たことはあるが、どの程度のものか未知数。


「稲田、防衛大臣辞めたってよ」
→PKO日報の件もあるし、まあ、ね。

「蓮舫、民進党代表辞めるってよ」
→こりゃあ突然ですな。

同じ日に発生した2つの辞任劇。

まずは稲田さんから見てみましょう。
直接的には南スーダンPKO日報の問題で、特別監査の結果が出たことを受けてトップとして責任を取った形ですが、防衛省内や陸自幹部との関係や、監査結果出る前に事務次官と陸上幕僚長が辞める話が出たことから、ある種のクーデターという指摘があります。
信頼関係がちゃんと築けなかったんですかね。東京都議選での応援演説の影響は…?
日報の件については、文書管理のあり方や「戦闘」の概念も含めた、言葉遊びではない本質的な議論に進んでほしいな。

で、蓮舫さんの件。
都議選惨敗の責任を取った形ですが、2重国籍騒ぎでどつぼなのもあるよね。
それに、蓮舫体制でも民進党は「まるで成長していない…」
どこを向いて国政の仕事してるのかと。


いわゆる「加計」の件。国会で閉会中審査を2日間やったのですが…

もうめんどくさい。

議場内の発言だけでなく、報道もアレ過ぎて。
元事務次官と一緒に参考人として招致された元愛媛県知事の発言が、報道によっては無視されてるし。

うんざり。
ほかにやることあるだろ。


いつの間にかうやむやになった、民進党の蓮舫代表の国籍問題。
ここに来て、突如戸籍を公開しました。

今頃公開って…そもそも問題発覚の段階でもっとスマートに対応していればよかったものを…という印象です。
しかも差別だの何だのといった話まで。

それに、自民党の人に対しては政策と直接関わらない件であっても議員辞職を迫る位追及するのに、自身の件になったら…ですよね。


少し前にTwitter発で流行った「カップ焼きそばの作り方」。
作家などの書き方や癖を使って作り方を表現するもの。それが本になったとのことですが、そのタイミングで、東京新聞のあるコラムの情報をキャッチ。


うまいこと言ってるつもりなのかな、と。
ところが、もっとひどいものが琉球新報に。


もはや悪口である。
批判するにも、皮肉のジョークをやるにも、言葉ややり方があるってものでしょう。


2018年1月予定の名護市長選挙。
野党の候補者がいよいよ決まるか…という場面でしたが、その宮里達也さんが出馬辞退。
理由は家族の反対と健康問題とのこと。家族の反対は何とかできるかもしれませんが、健康面でとなるとなぁ。

そうなると、自民党は誰を擁立するのか。
現職市議だと辺野古で“色”がつきやすく、オール沖縄側が設定した土俵で戦うことになり苦戦は必至。前市長の島袋吉和や名護選出の自民の県議・末松文信も同様に“色”がついてます。その点、宮里さんは“色”がついてないんですよね。

そうなると、誰がいるのか。


正直予想ができなかった、今回の那覇市議選。課題はいろいろあるけど、選挙での目立った争点は乏しいし、今の市長も目立った成功も大失敗もない(細かいとこではあるだろうけど)。

で、結果は「市長与党勢力、過半数取れず」。
定数40のうち、市長寄りの与党(所謂オール沖縄)は16議席。
[党派別当選者数]
共産7(改選前5)
社民3(改選前4)
社大2(改選前2)
民進1(改選前1)
市長寄り無所属3(改選前5)
自民7(改選前4)
公明7(改選前7)
維新1(改選前0)
中立無所属9(維新推薦1人含む)

翁長知事のお膝元でこの結果。「過半数を取れなかった」のインパクトが今後どう出るか。
しかも、共産党が議席を増やす一方で、翁長知事誕生にかなり貢献してるはずの“オール沖縄系保守派”の新風会が議席を減らしてます。革新勢力の濃度が上がり、オール沖縄がオール沖縄でなくなる現象はここにも。

つい辺野古やオール沖縄、県内政局で見るところではあるけど、那覇の課題の解決・改善に向け、当選した議員のみなさんにはいい仕事をしていただきたいものです。

(文字だらけポスター2人、琉球独立、自己決定権、元新報記者、ステーキの人)
は全員落選でした。


7月2日告示・9日投開票の那覇市議選。
待機児童や中心市街地の活性化・再開発などの地域の課題が争点な一方、2018年の知事選に向けた前哨戦な様相もあり、那覇のことよりも「辺野古新基地反対」「共謀罪廃止」が前面に出てくる候補者もいます。

そんな選挙ですが、今回は“変わり者”が目につきます。

【文字だらけポスター】
選挙のポスターといえば、顔と名前を知ってもらおうとするもの。ところが、顔そっちのけで長々と文章を書いてるものも。長い文章の選挙ポスターといえば、古参の沖縄選挙マニアなら「又吉イエス」こと又吉光雄を連想するところ。
ところが、今回はそんなポスターが「2人」もいます。高橋吉重と石田辰夫。

【「琉球独立」が2人も】
那覇の市議会議員の選挙なんですが、那覇のことを飛び越えて「琉球独立」な人が2人も出てます。
ひとりは毎度おなじみ泡沫候補扱いの屋良朝助。もうひとりは「自己決定権の確立!独立も辞さず!」な新興勢力「命どぅ宝!琉球の自己決定権の会」が推薦する下地厚。

【♪あーいあい】
名前をもじって童謡のフレーズを連呼するのは、相沢あやの。ところが、ネタ要素はこれだけじゃない。
「元琉球新報記者」とも連呼し、それでいて意外にも自民党推薦(無所属)。
新報と自民党というのが結び付きそうにもないけど、一応個人の思想は自由だからね。

【ステーキ】
ポスターで「給食にステーキを」。なのに持ってるのはチキンレッグ。ポスターのネタ性ではトップクラスの砂川伸彦。
しかも、黒のフォルクスワーゲン・ポロの選挙カーからUnderworldの「Born Slippy(Nuxx)」を流す攻めっぷりw

何だかいろいろ飛んでるものが目につきますが、有権者のみなさんはよく考えて投票を。


いやー、都議選がこのような結果になるとはね。
小池知事の与党的立場・都民ファーストが公認50人中49人当選(のち無所属6人を追加公認)。公明党どかも含めた与党側で過半数確保。

民進党など既存政党を抜けて参加した人もいるとはいえ、これだけ一気に増えると、かつての「小泉チルドレン」「小沢ガールズ」のようでもあり、大丈夫なのかな、と。「小池ファミリー」「小池チルドレン」とでも言うのかな。

で、早速懸念要素が。選挙が終わったとして小池知事が都民ファーストの代表を辞任しましたが、その代表を引き継いだ野田数(のだ・かずさ)がなかなかの曲者のようで。「自民惨敗やったー!」とぬか喜びしてるであろうアンチ安倍を蹴落とす感じに。


世間では東京都議選が注目を集めてますが、沖縄で選挙といえば7月2日告示の那覇市議選。
ですが、その前に。
2018年1月の名護市長選で動きあり。自民側の候補者が決まりそうです。

宮里達也(みやざと・たつや)
北部地区医師会副会長、元沖縄県福祉保健部長

政策で合意できれば正式に表明、公明党にも協力を要請するとのこと。
ようやく決まるか、って感じですね。
誰を擁立しようにも、あれだけ「辺野古新基地反対」に前のめりな現職に対抗するには、これまでの「辺野古新基地容認/推進」のイメージがついた人(例:島袋吉和や末松文信)で真っ向勝負を挑むのは困難でしょう。なので、辺野古の色が薄く、地域の課題の解決を打ち出せる人が必要なのでしょう。
正式表明や政策発表に注目ですね。

現職の稲嶺進市長は出るのか。オール沖縄サイドで交代する理由は見当たらないですが。


なんだろね、こんなにチョンボ重なる大臣も久々かな。
防衛大臣・稲田朋美が都議選の応援で「自衛隊からも…」と発言。
省庁や政府機関が、選挙で特定の候補を応援するのはいかんですから。

以前(と言っても大臣になる前後ではなく、2009年以前)は期待もしてたんですが、こうもボロが出るとね。
最近噂が出てる内閣改造が近々あるとすれば、交代は避けられないかも。


前回のリスト作成から年月経ってるな(2014年の夏だわ)…
ということで、沖縄・琉球独立を掲げる、あるいはそれに非常に近い要注意人物のリストを更新しておきましょう。
前のリストは仲井真知事の時代で、情勢や人物の肩書きも変わってるでしょうから。また、今回は団体の概要も少し書いてみました。
とりあえず、これらの面々の主張には要注意です。

【かりゆしクラブ】
[団体概要]かなり前から琉球独立を主張しているが、現在では後発の独立学会に押され気味。ほかの独立派と違い、独立後の日本との軍事協力や米軍の沖縄駐留も示唆。

◆屋良朝助(やら・ちょうすけ)
代表の肩書きがはずれたとされるが、現在も重要人物。沖縄県知事や那覇市議などいくつかの選挙に出馬するものの、いずれも落選(泡沫扱い)。
Twitterでの発言が下劣。

◆大城浩(おおしろ・ひろし)
「大城浩詩」の名前でも出る。かりゆしクラブ主導の可能性がある独立派パレード(2014年3月)をアピールする新聞投稿から、かりゆしクラブとの接点があると考えられる。
2014年11月の沖縄県知事選挙に出馬を表明、「独立して米軍をすべて撤去し、中国軍や台湾軍、韓国軍を誘致する」という公約を掲げたが、のちに辞退。

【琉球民族独立総合研究学会】
[団体概要]2013年5月に発足した、いわゆる「独立学会」。現在の琉球独立勢力の急先鋒。会員数は数百人ともされるが、「琉球人」「琉球にルーツを持つ人」に限定している。発足以降の活動はシンポジウムや政府機関への抗議が中心だったが、2016年に開催された「世界のウチナーンチュ大会」に乗じて、沖縄に来た世界各地の沖縄出身者を独立運動に取り込もうと宣伝する外向け活動も確認された。

◆松島泰勝(まつしま・やすかつ)
共同代表のひとり。龍谷大学教授。石垣島出身。
沖縄という言葉を使わないのが特徴。沖縄への里帰りを「琉球に帰国する」と言う程。
スコットランドで英国からの独立を問う住民投票があった時に、現地で調査を実施。
2016年5月に中国・北京であった「第2回琉球・沖縄最先端問題国際学術会議」に沖縄代表のひとりとして出席したが、この会議は公安調査庁の2016年版「内外情勢の展望と回顧」で、「中国の大学やシンクタンクが独立しようとする団体や関係者と交流を深めている」と言及された例のひとつの可能性があり、同時に、松島教授が公安にマークされてる可能性も。
沖縄の独立は声高に主張するが、台湾の独立は「日米との連携や中華からの離反を志向する台湾独立運動は、日本からの『脱植民地』や米軍基地の撤廃を求める琉球独立運動とは大変違う方向を目指している」と批判的。(ソースはこちら)

◆友知政樹(ともち・まさき)
共同代表のひとり。沖縄国際大学准教授。浦添市出身。
普段京都にいる松島教授と違って、沖縄で広告塔的役割に。
直近では、2017年4月に米国ニューヨークで開催された第16回先住民族世界会議に“琉球民族代表”として出席。
反オスプレイ凧上げ妨害に参加したこともある。

◆親川志奈子(おやかわ・しなこ)
共同代表のひとり。沖縄大学非常勤講師。「オキスタ107」という団体も率いている。
最近露出機会が増えている。

◆桃原一彦(とうばる・かずひこ)
共同代表のひとり。沖縄国際大学准教授。

◆高良沙哉(たから・さちか)
沖縄大学准教授。
県外の大学在学時の沖縄の問題を訴えてもとりあってもらえず、「同じ日本人ではない」と感じたことから、独立学会の発起人に名を連ねる。
あと、名前は「さや」と読んじやいそうだけど、「さちか」。2014年版の方も直しておきました。

◆高良勉(たから・べん)
詩人。本名は高嶺朝誠(たかみね・ちょうせい)。
独立学会発足前から、琉球独立を論じる沖縄ローカルの思想系同人誌「うるまネシア」の同人のひとりとして寄稿。独立学会にも発起人に名を連ねて参加。

◆石垣金星(いしがき・きんせい)
西表島を拠点にリゾート開発反対の活動をしている。石垣島で開催された独立学会のシンポジウムへの出席報告あり。

[沖縄・琉球独立派要注意人物リスト・2017年5月版]の続きを読む
テロ等準備罪を盛り込んだ、組織犯罪処罰法の改正案。衆議院を通過しました。
巷で「共謀罪」とも言われるあれですね。

近年のテロや組織犯罪への対応や、国際的な組織犯罪の防止に関する国際連合条約(国際組織犯罪防止条約)を署名したことで、これまで国内の法制度になかった、犯罪の実行(未遂含む)に至らない、実行の合意を犯罪と定義し裁判にかけられるようにする必要があります。

必要性は理解しています。
ですが、その内容はよく考えて練ってるか、という感じもあります。
国内でこれまでなかったタイプの法律ですし、不安を感じる方も多いでしょうから、より丁寧に、ですよね。恣意的な運用や冤罪を防ぐ制度・教育も含めて。

そこを指摘しつつ完成度を上げていけばいいものを…

一部を除く野党は、「共謀罪」とレッテル張って反対・廃案ありき。
国会議員が5人もいないところはともかく、最大野党の民進党がこの態度。新しく法律を作らなくても国際組織犯罪防止条約に対応できるとは言いますが、実行前の合意段階で対応するための定義がない状態では、却って曖昧だし恣意的な運用にもなりかねない。

そういうところをブラッシュアップしていけばいいものを、ただ反対したり極端な例で恐怖感を煽ったりで、まあ何だろね。
今に始まったことではないが、まるで成長していない。
政権を担えるまともな野党がいない不幸が、ここにも。


「アベノセイダース」ともいわれる、反安倍勢力内の一部で出ていた話が、ここに来て浮上しましたね。「加計学園」案件。
森友学園でも追い詰められず、次はこれだと、加計で賭けに出たのでしょうか。

ただ、朝日新聞が取り上げた文書の出所がどこなのかとか、不明な点が多くて。民進党の
議員と加計学園の接点を指摘する声もあるね。

真偽の究明はするとしても、それに集中して政治が本来やるべきことをほったらかしにしてはいかんなぁ。


2016年7月に準備会を立ち上げていた、沖縄・琉球独立志向の新団体「命どぅ宝!琉球の自己決定権の会」。2017年5月に正式に設立されました。
「独立する」のかりゆしクラブ、琉球民族独立総合研究学会(独立学会)に対して、「独立も辞さず」と若干ニュアンスが違うように感じるでしょうが、要注意です。

なぜなら、自己決定権の会の共同代表のひとり、与那嶺義雄(西原町議)は、独立学会の会員。
独立学会の公式サイトでも、2016年5月のシンポジウムにパネリストとして登場したことが記載されています。

特に注意が必要な点が、この団体は政治団体として活動するらしいです。
7月の那覇市議会の議員選挙を皮切りに、県内各地の選挙で候補者を擁立する構想があります。そして各議会で自己決定権確立の決議をしていくとのこと。
独立派勢力で選挙に出馬といえば、かりゆしクラブも過去にやってますが、あちらは代表・屋良朝助の個人商店状態かつ泡沫扱い。しかし、今回はそれなりに団体として立ち上がり、幹部には現役の町議会議員がいてノウハウの共有も可能。それに、市町村の議員選だと、政党や政策よりも地縁が投票行動に影響しやすい面があり、「自己決定権の会所属の議員」が登場する可能性があるという点も厄介。

そして、このような活動をしようとする団体の最高幹部のひとりが、独立学会の会員でもある。
まさかと思うけど、自己決定権の会は独立学会の政治活動部門じゃないよな?

この団体には要注意です。