あなたに見えてる沖縄は、見たままのものとは限らない
「自衛隊が来たら絶対に婦女暴行事件が起こる」とFB上で発言した、ある宮古島の市議の話。

この発言自体は職業差別、ヘイトスピーチ級。到底看過できるものではありません。自衛隊の配備反対と言うのは構わないけど、越えてはならない一線を越えてます。

ただ、この市議と発言を批判してる側の一部に、よからぬ発言があるようです。
住所特定関連の嫌がらせにとどまらず、脅迫とか「お前の子供を襲う」とか。
いくら何でも、それは駄目。
こんな流れから本当に襲撃なんてことになったら、意見をを明確にしてない中間派が一気に配備反対に流れて、肝心の陸上自衛隊の配備自体が潰れかねないよ。

愛国とか国防とか言って目先の問題発言ばかりに囚われ、やるべきことの妨害行為をしては、何の意味もないよね。


沖縄の基地反対運動の主要人物のひとり・山城博治(沖縄平和運動センターの議長)が、逮捕後長期間拘束されていた件。
初公判の翌日、2017年3月18日に保釈されました。

いやぁ、長かったね。自分は拘束長引かせるよりも早く裁判しようよと思ってたのでね。
白黒はっきりつけた方がいいでしょ。
それに、あまりに長引くと、「抗議行動の弱体化を狙ってる」の難癖を越えて、基地反対派の中で、山城被告が“神”に祭り上げられ、よりややこしく、活動が先鋭化しないかという懸念がありましてね。今でさえ基地反対派は「外国にチクる」行為を繰り返しており、そこにプラス神格化では、先鋭化した時の過激さが増してしまう可能性があるから。あ、もしかして神格化してる人いる?
ネルソン・マンデラやアウンサン・スー・チー、キング牧師などと同列に神格化なんておこがましい。そういえば新聞の投書欄で「山城博治を沖縄県知事にして日本から独立しよう」なんて暴論もあったな。

ちなみに、今回の保釈。一部反対運動関係者との接触制限があるそうな。公判中の身だから、ある程度の制約は生じるものかね。まあ、以前大きな病気した身ですから、ここは無理して辺野古に行くよりは静養だよね。

とりあえず、白黒つけてもらいましょ。


フェイスブックでの発言として第一報が流れてきたものの、FBのスクショ画面が作り物ってことはないよな…と静観様子見してましたが、情報を確認、産経新聞も沖縄タイムスも報じたので、遠慮なくいかせていただきます。

それ、ヘイトスピーチになるんじゃね?

「海兵隊から訓練を受けた陸上自衛隊が宮古島に来たら、米軍が来なくても絶対に婦女暴行事件が起こる」

1月の市議補欠選挙で当選したばかりの、宮古島の石嶺香織市議がFBに書き込み。
しかしまぁ酷い言いがかり。と言うか妄言。デマ。自衛隊というだけで犯罪者扱いとか。
「ニュース女子」を批判するなら、こちらも批判すべきでしょ案件。

その後の謝罪のしかたもまずい。
発言自体を不適切でしたとばさっと取り消せば「まだ」よかったものを、「絶対」という言葉だけなかったことにして「批判しているのは戦争のための軍隊という仕組み」と話をすり替えたものだから、また炎上。
軍隊イコール絶対悪という偏った思い込みが、謝罪を邪魔したのかな。

自分とそれ程変わらない歳の方なので、まだまだ勉強すれば…
いや、先が思いやられる。


こんな記事が流れてきたので、読んでみた。


「これまでの記事を撤回したい…」沖縄で私はモノカキ廃業を覚悟した(2017.3.10:現代ビジネス)


書いたのは、「NEWSポストセブン」の編集者。


内容としては、安直なネトウヨ的な沖縄批判に対する事実と、それを受けた衝撃。編集者に

「これまでの沖縄記事を撤回したい」

「沖縄について何か言う資格はない」

「廃業も考えた」

とまで言わせるか。


いわゆるネトウヨ的な沖縄批判や沖縄叩きには、デマや根拠に乏しいものがいくつもあります。

「仲井真前知事は中国からの帰化人」

「翁長知事は中国のスパイ」

「基地に反対しているのはすべて県外から来た人」などなど。

基地を容認、名護市辺野古の普天間代替施設を容認している自分でも「これは酷いな」と思う程。


前知事を帰化人と言うのは、琉球王国成立前の時代に中国大陸から移住した「久米三十六姓」の末裔というのを指して言っているのでしょうが、そんなこと言ったらきりがない。

翁長知事は確かにアメリカには辺野古で文句を言う一方、中国には尖閣の件で文句を言わないといった面もありますが、スパイと言うには論拠が乏しい。

沖縄の基地反対運動をしている人々には、もちろん沖縄県民もいます(反対派が早く釈放しろと言ってる反対運動のリーダー・山城博治もそう)。しかし県外の組織や人物も入っており、中には過激な言動に出る人もいます。例の「ニュース女子」が問題視したのもそこなのでしょうが、そこから話が膨らみ過ぎたのかな、と。


だが、基地反対派が清廉潔白かというと、そんなことはありません。

自分は基地そのものや“辺野古の新基地”を容認してますが、反対する人が意思を表明する自由、権利は当然あると認識してます。ただ、最近は目に余る、酷いものがあります。

過激な言動、逮捕されてもおかしくない行動があり、しかもそれを正当化する程。侵入禁止エリアへの侵入を違法と批判されると「違法なのは新基地建設を強行する政府の方だ」といった具合に。

上記記事内の取材で答えた、東村高江で抗議する人が「やっていいこと、悪いことを共有すべきです」と言ってますが、このような声が既存の報道、特に基地反対側なスタンスの報道で出ることは滅多にありません。沖縄タイムスで出た、抗議活動に高江の住民から苦情(2016年9月8日)や、北部訓練場に侵入しての抗議活動をめぐり意見が割れている(2016年10月12日)といった記事位でしょうか。

また、基地に反対している側からも、出所不明の怪しい話が出ます。

赤旗が報じた「2016年12月の名護でのオスプレイの事故で、行方不明者がいる」という話。これが本当なら沖縄2紙や朝日、毎日、東京新聞あたりが後追いしそうなものですが、どこも後追いせず。「こんなことを言っている人がいる」という話が沖縄タイムスに載った程度。ちなみに米軍は否定してます。

しかも、この「オスプレイの事故で行方不明者」の話、言いだしっぺがオール沖縄会議。


ですから、このような現実を目の当たりにすると、「何を信じたらいいのかわからない」「何を言えばいいのかわからない」という感想を抱いてもおかしくありません。この著者は、その感想が特に大きなショック症状みたく出たのではないかな、と思います。


住民そっちのけで、沖縄が左右のイデオロギーのおもちゃに、あるいは殴り合いの道具になっちゃってるな、というのが、沖縄にいて思う。


著者は最後に


「サヨクに取り込まれやがってw」と言うなら言え。あなたたちの批判はオレの心になんの波風も立てない。


と言ってますが、自分としては、サヨクに取り込まれたというよりは、むしろニュートラルに見られるようになるのでは、という感じです。

これだけ思って考えてもらえるのなら、ね。

今回は反対派寄りな津田大介さんとの取材だったので、その影響も考えられなくはないから、右側の人、左側の人、運動に参加してない“素の沖縄県民”の声を聞いてほしいな、と思います。詳しくないから書けないというスタンスでも、聞いて知ることはできますから。



最近、琉球新報がアイヌを題材に連載やってるんだが、ここにもやっぱり、新報が近年よく煽る、「沖縄・琉球独立論」とも絡むあの言葉がありました。

「自己決定権」

そこまでするか、という感じ。


温存してたショートネタ。

DHCシアターが作り、TOKYO MXで放送された「ニュース女子」の沖縄回をめぐる件。
団体「のりこえねっと」とそこを率いる辛淑玉、一部の沖縄の反基地派が未だに反発、
「MXを民放連から除名しろ」
「東京新聞は司会者をクビにしろ」
「国連に持って行くのも検討」
と、反発どころか圧殺しかねない程にエスカレートしてます。

で、反基地派があの番組をデマだデマだと批判してますが、それを言うと、反基地派(基地反対派)や既存マスコミにも飛び火しかねないですよね。
いやー、11年もblog書いてサイト運営してると、バックナンバーが使えますね。

(2012年8月2日)
普天間基地(米海兵隊普天間飛行場)への配備目前という時期、報道にあったオスプレイに関する印象操作やデマをまとめたものですが…
ニュース女子の件で「司会者が在籍していて」批判され、なぜか謝罪した東京新聞もランクインしてますねぇ。
(アメリカで住民の声を受けて夜間飛行訓練を見直した話を、当該訓練機材に空軍のオスプレイ・CV-22がいることでつまみ食いして「アメリカでは住民の声でオスプレイを止めた!しかし沖縄では!」と報じた件。初出は沖縄タイムスだが、東京新聞もあとから乗っかった)

また、このランキング1位の、「接触したローターは飛び散る」という琉球新報のデマは、のちに出版された反オスプレイ本のひとつ「オスプレイ配備の危険性」でも引用されました。
オスプレイだけ別クラスの事故率を足して危険性を煽る手法は、最近もテレビ朝日の「羽鳥慎一モーニングショー」でありました。

辛淑玉さん、のりこえねっとのみなさん、デマを批判するなら、そのへんもよろしくね。


沖縄本島北部にある、米軍北部訓練場。
その約半分の返還に伴う、残る区域内へのヘリ着陸帯(ヘリパッド)の移設。
その移設工事の過程で、抗議活動の際に「沖縄防衛局の職員にけがを負わせた」として逮捕された反対派の人がいるのを、覚えてるかな?

その人とは、山城博治。沖縄平和運動センターの議長で、沖縄の基地反対運動の重要人物のひとり。2016年10月に逮捕され、のちに別の容疑で逮捕されてます。

ですが、起訴はされたものの、裁判の話は聞かないですね。
その間も拘束は続いてます。
これに対して、基地反対派は抗議や釈放要求を続けてるのですが、最近は外国にチクったり(アムネスティが声名を出した)、果ては不当逮捕・釈放要求のフラッシュモブをやるグループまで出る程。

確かに拘束期間長いね。


[早いとこ裁判やったら?]の続きを読む
とあるアイドルの急逝。
所属事務所によるオフィシャルな死因の発表までに間が生じたことから、様々な憶測が飛び交いました。

4~5年前なら、「原発事故の放射能で」とデマを流して騒ぐ輩とそれを拡散する人々が目立つところでしょうか(今回もそれを思わせる結びつけをした人がいるが、あまり拡散されなかった模様)。
ところが、今回はあからさまなデマではなく、具体的かつ現実的な病気の名前が取り沙汰されました。

情報発信が誰でも手軽にできるようになったのと同時に、伝達・拡散の速度が昔と比較にならないので、慎重な見方も大事ですよ。
しかも今は「ポスト真実」などを背景にしたフェイクニュースも流れますから。

…と言うか、ポスト真実やフェイクニュースの時代だと、どれが本物かを見極めるのが困難になるから、何かあった時の軌道修正やリカバリー術が求められるようになるのかな。


すまんのう、また「ニュース女子の沖縄回」関連です。

中日新聞&東京新聞がこの件で“謝罪”したことについて、ニュース女子の司会でもある長谷川幸洋(中日新聞・東京新聞論説副主幹)が、2月6日放送のラジオ番組「ザ・ボイス」(ニッポン放送)で語ってました。
(番組は沖縄では放送されてませんが、ニッポン放送がYouTubeに流してくれるんで助かりますね。サンキューLF)

内容をまとめると
○ニュース女子での内容は言及せず。
○東京新聞とニュース女子は関係ないものだが、なぜ東京新聞が謝罪するのか。
○報道姿勢や主張の違いを理由に処分するのはおかしい。
○これで処分したら東京新聞は北朝鮮と一緒。

ここで課題。
「新聞なりテレビなり報道をやってる会社の記者は、自社の主張や論説と違うことを言えるのか」

新聞も放送も各社スタンスはいろいろです。朝日は左とか、産経は右とか。視聴者・読者もその印象がついてます。
その各社・局に所属してる記者は、新人でも社説を書く幹部でも、肩書きは違えど看板を背負っている状態なので、所属元の論調と違うことを言いにくい面はあると思います。
仮にそのような記事や主張を書いて世に出すと、読者や視聴者が離れて売上に響く可能性もありますから。

ただ、所属元の主張や論説に沿ったことだけを言うのが「正しい」「良いこと」なのかとなると、話は変わってきます。言論の自由がありますからね。
様々な視点や論説、主張があるからこそ見えてくるものもあるはずです。所属している記者が同じスタンスの人ばかりだと、視野が狭くなってしまうんじゃないかな、とも思います。

そういえば、毎日新聞は編集・論説幹部でスタンスが違う人が共存してましたね。
岩見隆夫と岸井成格。
ヒントはそこにあるのかな?


ニュース女子の沖縄回の件で、ひとつふたつ続けて書いた直後に、新展開がありました。
番組の司会者が在籍する東京新聞と中日新聞が謝罪しました。
でかでかと載った謝罪記事は、沖縄でも琉球新報で丸々転載されてました。

そして、この謝罪を受けたであろう辛淑玉のコメント。沖縄タイムスに載ってたんですが、その内容が
「副主幹という肩書きをもつジャーナリストがデマを出した」
「ジャーナリズム全体を失墜させたという意味では、懲戒解雇しか考えられない」

「MXを民放連から除名しろ」の次は「中日は長谷川幸洋をクビにしろ」ってか。
ますます付け上がってきたな。

本当に何様のつもりだ。
何やってもいいと思ってるのか。


「ニュース女子」の沖縄回に関連して。

「もしかして、東京の地上波のTVでやったから目について騒ぎになったのでは?」と思ったので、思考をめぐらせてみる。

高江や辺野古に限らず、これまで基地反対派の抗議は幾度も報道されてきましたし、「サンデーモーニング」「報道ステーション」「(JNN)報道特集」など反対派寄りな内容で伝える番組が全国ネットで放送されてます。しかし、機動隊個人や家族に対する嫌がらせなどの“過激な言動”や疑惑については、ネット上では批判されても、TVや新聞ではほとんど取り上げられません。
それが、取材不足や視点の偏りがあったとはいえ、東京の地上波で出ました。キー局ではない東京ローカルのMXですが、視聴可能世帯・人口は多いし、影響力はたかじん委員会と比較になりません。

また、ニュース女子の司会が、基地反対派が「味方」と感じてるであろう中日新聞&東京新聞の論説副主幹という編集幹部クラスであったことも、ショックを大きくしてるのかも。

では、ニュース女子の逆サイド版があったらどうなるか。
例えるなら、ニュースサイト「リテラ」のような内容で地上波のTV番組をやる。
司会は岸井成格と香山リカ。パネラーは上杉隆、孫崎享、岩上安身、辛淑玉、半田滋、前泊博盛、奥田愛基あたりか。そこにゲストでグラビアアイドルなどを招いて、司会やパネラーがニュースを解説する。
スポンサーは通販生活。
…うーん、我ながら地獄臭のする番組プランを作ってしまった。
当然「この番組」にも抗議は来るでしょうが、今回のニュース女子への抗議のように報道されなさそうな予感。

しかしまあ、この件に関しては次第に、沖縄差別とか沖縄へのヘイトスピーチといったところから「沖縄をダシにしたイデオロギーの殴り合い」になりそうで、沖縄県民としては「いい加減にしろや」、という気分になりますね。

この件で東京新聞が謝罪したということだけど、これで辛淑玉や「のりこえねっと」を中心とする反発してる勢力が図に乗らないか不安です。


「ニュース女子」の沖縄回(放送第91回)をめぐる反発、まだ続いてるようで。

番組を見た自分の見解はこちらでまとめてるのですが、要約すると
○ニュース女子側のロケが取材不足
○でも基地反対派は何をやってもいいわけではない

ですが、現状は反発がしつこくてしつこくて。特に「手当5万円」と言われた、辛淑玉率いる団体「のりこえねっと」。沖縄側以上に感情的かつ前のめりになってる印象です(見方によっては暴走?)。
BPOに申し立てたとのことですが、この番組を作ったのはMXではなく、外部の制作者。通販番組や深夜アニメのようなパターンです。そこが作って持ち込んだ番組をどこまで問えるかですよね。

さて、BPOへの申し立てを発表した1月27日の「のりこえねっと」などによる記者会見。
この会見で出た内容にびっくり。

「MXを民放連から除名しろ」

うわぁ。度を過ぎている。
辛淑玉や「のりこえねっと」は何様のつもりでしょうか。
放送局制作ではない番組という、これまでにない難しい事例なのに、なぜ番組を作ったDHCシアターではなく、MXをここまで目の敵にするのか。

ニュース女子は広告代理店を通じて売り込みがあり、MXでも放送されてるそうですが、ミヤギテレビとサガテレビは当該回の放送を見送ったとのこと。
これをめぐって騒ぐところがあり、放送したら何を言われるかわからない状況ですからね。内容の評価以前に回避したくもなるでしょう。実際「民放連から除名しろ」と言ってきましたからね。






アパホテルの客室内に置いてある本の件で、騒ぎになってますねぇ。「南京大虐殺はなかった」という話が載ってて。

南京の件は、歴史研究すらままならない「イデオロギーのおもちゃ」「中国国内の不満をそらすための、中国共産党の道具」と化していますからねぇ。どう「おもちゃ」になってるかは説明不要かと。

ただ、まぁ、私企業が政治や社会のセンシティブな件に前のめりになるのは“右”だけではないからね。
“右寄り”代表がアパホテルなら、“左寄り”代表は通販生活かな。批判に対する説明も、通販生活はアパのそれを上回る開き直りっぷり。顧客を切り捨てるようなことを平気で言うから。

そういった企業の商品やサービスを使うか使わないかは自由なんだろうけど、露骨過ぎると引かれるリスクはあるね。
思想は共感していても、方法論がNGという人もいるでしょうし。

ちなみに自分は…
通販生活は使ったことはない。これぞという商品の話を聞かないもので。
アパホテルは安くないこともあってか使ったことはない(ルートインや東横インが安上がりだし、アパの値段でグレードが上なホテルを取れたり)。


沖縄に対するヘイトスピーチと騒いでる動きがある、「ニュース女子」沖縄回(放送回#91)について、内容とは違う面でもう一丁。

番組が流れたTOKYO MX(東京メトロポリタンテレビジョン)に対する抗議デモが発生してます。

しかし、MXに抗議するのは適切な行為なのでしょうか。

この番組を作ってるのは、MXではなくDHCシアター(名前でわかる通り化粧品や健康食品のDHCの子会社)。DHCシアターが作った番組を持ち込み、放送局に金を払って放送してもらってる形態です。通販番組や制作委員会方式のアニメみたいな要領です。
なので、内容に関しての抗議をするなら、MXよりもDHCシアターにするべき。
現状のMXへの抗議は、「凶悪事件の犯人が住んでいた」と言ってそのマンションの家主に謝罪を要求するようなものかと。

また、番組内で高江に行く人に資金援助してると名指しされ、おかんむりの「のりこえねっと」の辛淑玉代表は、BPOに申し立てするそうです。
ところが、その申し立てが通るのか、という問題もあるようです。

BPOこと放送倫理・番組向上機構。前身組織の時代から、言論・表現の自由を守りつつ正確性と放送番組の倫理向上を目指し勧告などを出す団体。MXも加盟しています。
しかし、今回は番組を作ったのはDHCシアター。
元日テレのディレクターが指摘してますが、BPOが審議対象にするのは、NHKや民放連加盟局が制作した番組。今回の件でBPOがどれだけ踏み込めるかは未知数ですね。

では、放送局制作ではない番組についてBPOが動いた例はあるかというと、あります。
ただし、番組の内容ではなく、放送時間帯に関するものでした。

2014年に放送された深夜アニメ「最近、妹のようすがちょっとおかしいんだが。」。MXとサンテレビ(兵庫ローカルの局)では当初22時30分の放送。しかし際どい性的描写などからくるクレームを受けたBPOが動き、両局は時間帯を遅くしました。一方、このアニメを27時(未明の3時)に放送していたBS11(民放連加盟)に対しては、BPOは動いていません。

まあ、このへんの放送分野の事情は知らずに「あの局の番組」と思ってる人は相当数いるでしょう。
放送事情に詳しいTOPPYさんも指摘してます。

今回は「右寄り」側で騒ぎになったけど、今後「左寄り」側で騒ぎになる可能性もあるし、政治や報道云々以外の分野、例えば食品や健康絡みでも問題になりうる。放送業界にとって課題ではあるけど、解決は一筋縄ではいかないでしょうね。


新年早々「沖縄ヘイトだー!」で湧き上がってる案件が発生していますね。
TOKYO MXで放送された「ニュース女子」の2017年1月2日の回で、沖縄の基地反対運動を扱った内容が「沖縄に対するヘイトスピーチだ」と騒ぎになってます。

そこで、見てみました。番組制作元のDHCシアターがひと月限定でネットに公開しているので。
見た感想。
「取材不足」
「だが、反対派が免罪されるわけではない」

「取材不足」は、高江に行かなかった。
国道329号の二見杉田トンネルで「ロケ断念」となりましたが、抗議活動の現場はそのトンネルからずっと先。なぜ行かないのかな、と。フリーのジャーナリストでも取材はできるはずだし、BuzzFeedも高江に行ってます。仮にもし反対派が「井上が来たぞ」と暴力行為に出れば、それこそスクープだし、反対派に内在する問題をえぐり出す、ジャーナリズムの仕事になるではないのかな、と。

高江行きに5万円を支給した「のりこえねっと」やその代表の辛淑玉に対しても、取材すべきだったかと。
もしのりこえねっと側が「DHCシアターだから」「井上和彦だから」と取材拒否をしたのなら、それをありのまま伝えればいいでしょう。もっとも、そうすると、のりこえねっと側に対する疑惑が解消されるどころか、深まる可能性もありますけどね。

でも、だからといって、反対派が免罪されるとは思えないですね。
抗議活動に「逮捕されても生活に影響のない65歳から75歳の人を集める」については、直近の高江の話ではありませんが、オスプレイ配備目前の2012年、活動家の発言として沖縄タイムスに載りました。
暴言についても、例の「土人発言」で公開された映像の中で、反対派もなかなか汚い言葉使ってますよね。あるいは逆切れさせようと誘導するような言葉とか。
スタジオトークで言及された「沖縄の機動隊員の個人情報を晒して、家族にも嫌がらせ」も、写真の証拠が数多く上がってますし、今回のニュース女子を批判する沖縄側の報道でも否定されていません。

まあ、どっちもどっちな感じがしますね。
でも、今回この番組を見たことで、沖縄でのニュース女子に対する批判的な報道を見るだけではわからなかったことがありました。放送後ひと月の期間限定ですので、早めに見ることをおすすめします。

(YouTubeはこちら)

(DHCシアター公式サイトで見るならこちら)

そうそう。この件で辛淑玉が申し立てをするそうだが、
BPOはわかる。
法務省はちょっと飛躍してないか。
国連とかお門違いにも程がある。
報道内容が嘘なら違うと反論すればいいものを、「ヘイトスピーチだ!」と、BPOならともかく国連にまで話を持って行こうとか、沖縄県民である自分から言わせてもらえば

「被害妄想」


阪神淡路大震災から22年。
この間にも国内では大きな地震が発生しています。
大津波を伴い死者1万人超。
48時間の間に震度7が2回。

経験は生きてるのか。
緊急地震速報や自衛隊への災害派遣要請手順など、各方面で生きてますね。

ハードやソフトでは進歩してますが、各人の心構えや意識も重要かと。
緊急地震速報が“空振り”で終わっても「またはずれかよ、あてになんねーな」ではなく、無事でよかったという意識。
混乱に乗じたデマに対する注意。
特にSNSなど個人の情報発信手段が進化した現代は、これまでと違うノウハウが求められてるのかも。

災害の復興に関しても、経験は生きているか。
東日本大震災に関しては、原発に絡めたデマがぞろぞろ(中には反原発・脱原発派が煽ってるものもあってたちが悪い)。
22年経った神戸。見た目は復興してるけど、淡路島や阪神エリアなど被災地全体や、生活、産業など目に見えにくい課題もあるはず。

だからこそ、経験を生かして、一歩前へ。


1月14日に東京で開催された「安倍政治打倒!」を掲げたデモ行進。
しかし、この日はセンター試験の1日目と被っていて、受験生などから試験の邪魔にならないかという懸念が出て、デモ主催者からも影響にならないようにしようという方針が示されたとか。

この一連の動きの中で、ある受験生がTwitterで
「デモの内容には異議は言わない、試験に配慮してほしい」
とツイートしたところ、デモに賛同してるある人のアカウントが、受験生を「無知なネトウヨ」「ネオ・ファシズム」リストにぶち込む事案が発生。

ひどい奴やなぁ。こんなんだから味方が得られないんだよ。
…と思ったものの、これに乗じた単発釣りアカウントかもしれないな、と、問題の酷いことやったアカウントを見ると…

見覚えがある

usankusailist-minori.jpg 
自分を「ニセ沖縄県民」「幸福の科学」リストにぶち込んでる輩と同一アカウントでした。
どう見ても厄介者です。




新成人のみなさん、おめでとうございます。

今年の成人式絡みのニュース・出来事で目についたのは…

その曲歌うなら踊ろうよ阿蘇市長

「市長が歌う」でおなじみ熊本県阿蘇市。地震のあとですし、どうなるかと思ったら、案の定歌いました。その曲は、星野源の「恋」。
そこは踊るべきでしょ。在日アメリカ大使館が各地の領事館と組んで踊った程ですよw

さて話は変わって、沖縄でも馬鹿な真似する新成人がいましたが、その中で美浜に登場したとされる違法改造?オープンカー。パトカーを模した塗装で「POLICE」とか何考えてるのやら…とネット上で公開された写真を見たら
「POLICE」ではなく「PENIS」

ウケ狙いのつもりだろうけど、すべってるぞ。


2016年・平成28年振り返り
今年もいろんな方がこの世を去りました。

【外国大物ミュージシャン】今年はビッグネームが続いたような
デヴィッド・ボウイ(1月10日)
モーリス・ホワイト(2月3日)
プリンス(4月21日)

【国内政界】
加藤紘一(9月9日)
小里貞利(12月14日)

【外国指導者】
シモン・ペレス(9月28日)
フィデル・カストロ(11月25日)

【皇族・王族】
ラーマ9世プミポンアドゥンラヤデート(10月13日)
三笠宮崇仁親王(10月27日)

【報道関係】
竹田圭吾(1月10日)
振り返ってみると、とくダネやフジテレビのワイドショー関係者の訃報が目立ったような。
若宮啓文(4月26日)
朝日新聞、よくも悪くも
神浦元彰(5月4日)
軍事界隈で「逆神」といわれて
武藤まき子(12月5日)
フジのワイドショーの印象が強いが、元々はRCC(中国放送)。

【スポーツ】
ハヤブサ(3月3日)
モハメド・アリ(6月3日)
千代の富士(7月31日)
平尾誠二(10月20日)
ラグビーのワールドカップ日本開催に向けこれから、という時の急逝。
永源遥(11月28日)

【芸能】
蜷川幸雄(5月12日)
永六輔(7月7日)
大橋巨泉(7月12日)
小川宏(11月29日)
ビッグネームも次々と。
井上竜夫(10月5日)
島木譲二(12月16日)
吉本新喜劇のレジェンド芸人が2人も。

【サブカル・アニメ関連】
松智洋(5月2日)
新ジャンル「痛棺桶」最後までやってくれました。
和田光司(4月3日)
大平透(4月12日)

【沖縄関連】
大城眞順(2月18日)
元衆院議員
与座朝惟(11月22日)
沖縄芝居の「与座兄弟」




サイバー攻撃手法が多様化 警戒強化を 公安調査庁(2016.12.22:NHK)

公安調査庁が毎年年末あたりに発表しているレポート「内外情勢の回顧と展望」のニュース。タイトルだけ見るとサイバー攻撃をメインに取り上げてるように見えます。共同通信の記事だとまんまサイバー攻撃の話。
しかし、NHKの記事の末尾には、それと同等にホットな一節がありました。


このほか在日アメリカ軍基地が集中する沖縄県をめぐり、中国の大学やシンクタンクが、沖縄の独立を求める団体の関係者と交流を深めているとしたうえで「中国に有利な世論を沖縄でつくることによって日本国内の分断を図る狙いが潜んでいると見られる」と注意を喚起しています。


琉球独立勢力が公安調査庁にマークされているのが明るみになりました。
しかもこれがテレビで全国に流れるというインパクト。これまでは沖縄ローカルかネット上の話だったんですが。

「中国の大学やシンクタンクが、沖縄の独立を求める団体の関係者と交流を深めている」という件に関しては、おそらく2016年5月に北京で開催された「第2回琉球・沖縄最先端問題国際学術会議」も含まれているものと思われます。この会議には沖縄側の発表者として、琉球民族独立総合研究学会の共同代表でもある、龍谷大学の松島泰勝教授も参加しています。
(当時の記事を琉球新報で)

実際、沖縄で独立支持の人がどれだけいるかというと、極めて少数な感触です。
独立学会が動く以前から琉球独立を訴えて活動していた「かりゆしクラブ」の屋良朝助は、知事選はおろか那覇市議選でも供託金没収レベルで落選する程。
ただし、独立を主張、または独立を模索する団体が複数登場し、地元マスメディアでもその活動がニュースになる現在、独立に傾くかもしれない人がごく少数とはいえ潜在的にいたとしても、おかしくありません。ましてや、普天間飛行場のキャンプ・シュワブへの移設統合(辺野古新基地)をめぐって、「翁長知事の埋め立て承認取り消しは違法」と最高裁で判決が確定した今、「もう日本は政治も司法もあてにならない。国民もマスコミも理解してくれない。ならどうするか…」と煽って付け込むことも考えられます。

今言えることは、「琉球独立」は沖縄にとって利益は何もありません。むしろ自殺行為となるリスクが高い。要注意です。

そうそう。「内外情勢の回顧と展望」は、例年年明けに公安調査庁のサイトで公開されるそうなので、どんなものか読んでみたいですね。