あなたに見えてる沖縄は、見たままのものとは限らない
この件を取り上げようとウォッチしてたんだけど、日々情勢が動くもので、書いたそばから古くなりかねなくてね…ってところに、衝撃の展開。

沖縄県副知事・安慶田光男、辞任

ことの発端は、1月18日の沖縄タイムス。
「安慶田副知事が2015年の教員採用試験で口利きか」のスクープで騒ぎに
タイムスは翌日も畳み掛ける。「教育庁の幹部人事にも介入か」

これを受けて、20日。翁長知事の定例会見、県教育委員会の教育長の会見で「疑われるようなことはない」と説明するものの、簡易的な聞き取りや、これで調査を終わるような流れに疑念が。安慶田副知事も改めて否定。

ところが、23日になって辞任。
「知事や県政に迷惑かけられない」と理由を説明したが、疑惑は否定。

24日、前副知事の“圧力”を記した、前教育長の文書を教育委員会が公開。
↑いまここ

当事者である前副知事は否定するものの、証言や文書が出てきたことで、一層騒がしいことになってます。
“オール沖縄”の看板の下、「辺野古新基地反対」を標榜し、政府と激しくやり合ってきた翁長知事体制。その中で政府や米軍との協議などもこなしてきた重要人物、知事にとっては長年の盟友が、基地問題とは別のところで追い込まれました。

なぜ今この話が出てきたのか。
“オール沖縄”勢力内部の争いからリークに至ったという指摘があります。
政治的なことを抜きに、敵が多かったという話も聞きます。
今のところは、まだ見えない部分が多いです。

ただ、今の動きを見て思うのは、これが“オール沖縄”がオール沖縄でなくなる要因のひとつになりうるな、ということ。
いわゆるオール沖縄は、これまでの革新政党・平和団体による反基地運動ではなく、保守革新の枠を越えて「辺野古新基地阻止・オスプレイ撤去」を実現させようというものでした。
しかし、県議選でのオール沖縄系保守候補の全滅、参院選の候補者選定での革新側の押し切りと、オール沖縄内部で保守系が弱くなり、従来の革新・反基地系のプレゼンスが増しているのでは、と思わせるものがあります。
また、以前から指摘してますが、オール沖縄勢力は「辺野古新基地阻止・オスプレイ撤去」で一致しているだけで、ほかはバラバラ。北部訓練場(高江のヘリパッド)や那覇軍港の浦添移設では、オール沖縄であっても翁長知事を批判する言動が見られます。

翁長知事体制の終わりの始まりとなるのか。
これを祭りとして見るなら「タイムスいいぞもっとやれ」なんだが、どこまでやれるのか。


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