あなたに見えてる沖縄は、見たままのものとは限らない
4月22・23日に開催されたホワイトビーチフェスティバルでの装備展示には、こんな目玉もありました。
wbfes2017_pac3mse01.jpg 
一見パトリオット(ペトリオット)のようですが、ミサイルの筒(キャニスター)がこれまで見てきたものと違います。
車体の塗装やナンバープレートから、航空自衛隊ではなく、嘉手納にいるアメリカ陸軍の第1防空砲兵連隊第1大隊(1-1防空砲兵大隊)というのはわかります。

ミサイルの筒の違いは、こちらと比較。
201312181824339c5.jpg
自衛隊のPAC-3(2013年撮影)。
PAC-3は、ミサイルの直径が従来のペトリオットシリーズより小さいため、1つのキャニスターに4発を収納できます。
ところが、今回展示された発射装置では、キャニスターが細くなってます。

wbfes2017_pac3mse02.jpg
23日夜、ホワイトビーチで展示されたこれが「米軍の新型多用途ミサイル発射装置システム・MMLが沖縄に配備されたのか?」という話が流れました。「キャニスターの数や長さがMMLとは違うし、陸戦用ミサイルも扱うMMLを沖縄の防空部隊に配備する必要性は?」「そもそもMMLは開発途中では?」と思ってたのですが…

「MSEでは?」という指摘。

弾道ミサイルへの対処能力があるものの、弾の直径が小さくなった分、射程距離が短くなったPAC-3。その射程などの性能を上げるべく開発されたのが、PAC-3のMSE。自衛隊も導入を決めてます。
情報を漁ってみると、確かにこの日ホワイトビーチで展示されたものと同様な発射装置がMSEとして出てきます。

いやー、とんだ大物ですよ。

ちなみに、今回展示されたミサイルは当然ダミー(イナート、INERT)ですが
wbfes2017_pac3mse03.jpg
ダミーでも2種類のキャニスターというのが興味深いですね。


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