あなたに見えてる沖縄は、見たままのものとは限らない
いきなり11号
追ってきた9号
八丈島から沖縄に行くと見せかけて東北に上陸した10号

トリプル台風は各地に豪雨をもたらしました。
ここで注目するのは北海道。立て続けの大雨で、交通が寸断されまくり。
札幌-帯広・釧路は鉄道も道路も軒並み寸断され、襟裳岬まわり位な状態。
旭川-北見・網走も石北本線がやられてます。
札幌-函館も倒木で函館本線が不通。

さて、経営難のJR北海道は、利用者が特に少ないいくつかの路線で「今後どうするか?(廃線の可能性も)」を自治体に打診しようという局面。夕張市が先んじて支線の廃止に言及したことも注目されました。

その局面で、特急街道かつ北海道を支える主要3ルートが自然災害で止まり、復旧にも相当の期間を要する事態。台風と豪雨がJR北海道を潰しにかかってるようにも見えます。
これを機に、北海道や沿線市町村はよーく考えてもほしいし、必要なら国を動かし何らかの公的支援の制度を作らせてもいいはず。

ちなみに、北海道の鉄道寸断は沖縄にも影響してる可能性があります。玉ねぎとじゃがいもが高騰してます。


沖縄にとってエポックメイキングな統計数値が出ました。
2016年6月の有効求人倍率が「1.02」

1倍越え、なんと復帰後初だそうで。
バブル景気の頃でさえも1倍いってなかったという意外性…って、人手を要する大規模な製造業に乏しいとか、隣の県の職場に手軽に行けないとか、景気云々以前の特殊性もありますし。それが1倍越えというのは、いかに景気がよくなってるかを示してます。業種によっては人手不足だったり、ハローワークに来る人も少なくなったとか。

しかし、問題はその「質」。数値上は1倍を越えていても、ミスマッチがあります。
正社員希望の多さに対して、求人側での正社員は約3割で大半は契約・臨時やパートタイムとか。職種のミスマッチもありますね。

求人倍率以外だと給与水準も。
最低賃金が引き上げられましたが、沖縄は未だに全国最低水準。

「1倍」に到達したといえども、まだまだ。

沖縄に進出して宜野湾、具志川、国際通りの3店を構えたドン・キホーテ。4店目の開業が発表されたのですが、その場所が

宮古島

橋でつながってる伊良部島を足しても、陸路で来店できる人口が5万人程度のエリアにドンキって?
ニュースによると、現在の本島3店舗で地元客、観光客と合わせて好調だそうで、最近クルーズ船の寄港などで観光客が増えてる宮古島でも期待できるとか。

まあ期待したくなるのはわかるけど、一時期と比較して「爆買い」は沈静化な傾向だからなぁ。
この賭けは当たるのか。

噂が浮上しては音沙汰がなくなる「セブンイレブン沖縄進出」。
そうこうしてる間に、国内でセブンがないのは沖縄だけになってます。

ですが、今回は「観測気球ではなく本気か?」な話になってます。
2016年6月29日の沖縄タイムスと琉球新報によると、セブンが進出に向けて沖縄県内の複数の企業と交渉してるとのこと。

現在沖縄にあるコンビニのうち、大手は地元小売企業との合弁によるエリアフランチャイズでやってます。
ファミマ=リウボウ
ローソン=サンエー
エリアフランチャイズの相方を探すとすれば、第1候補はかねひででしょうか。ユニオンや丸大だと小さいし、イオンは沖縄未進出だが系列にコンビニ(ミニストップ)がいるので難しい。もちろん、エリアフランチャイズ方式をとらない可能性もあります。セブンのやり方もあるでしょうから。

弁当・惣菜工場や物流の確保も重要。こちらは「複数の企業とやるのでは?」という観測もあります。
複数の工場といえば、沖縄だとファミマがこの方式でしょうか。弁当のシールを見ると、製造元が「みなと食品沖縄」と「ジーケーフーズ」の2社ですね。ということは業界内前例あり?

交渉しているとはいえ、それがうまくいかない、あるいは破談となる可能性は否定できません。
しかし、ファミマがユニー(サークルKとサンクス)やココストアの大半を買収するなど、業界再編を通じてセブンのコンビニ首位が脅かされる展開になってます。何もしないとは思えません。

とりあえず「本気で沖縄進出するのか」様子見で。

「もしもドナルド・トランプがアメリカ大統領になったら」という想定、世界のあちこちで考えられてるようですが、それよりも世界規模で喫緊の課題かつシミュレーションとなりそうなのが

「もしも英国がEUを離脱したら」

EU加盟の是非を問うUKの国民投票が間近に迫ってますが、継続か離脱かでイギリスの世論は二分され、世論調査で「離脱派優勢」という結果が出ると、ニューヨークや東京の証券市場で株価・指数が下がる程。
世論調査でこれだから、本当に離脱となればどうなるか。EU域内どころか日本、アメリカ、中国も何らかの影響は避けられない。
「消費税10%引き上げ見送り」で正解でした、という展開も考えられます。英国に進出してる日本企業でいうと、鉄道で大口受注得て工場も作った日立はやきもきしてるだろうな。

中国人観光客が増えてるのは沖縄も同じ。
ただ、首都圏や関西と違って鉄道は那覇市内の一部と乏しいので、移動は車頼み。

そこに、えらいこっちゃニュース。
中国人観光客がレンタカー? 法律では運転不可だが・・・(2016.6.1:沖縄タイムス)

つまり、日本の免許証を持ってない中国人が運転してたら無免許運転ということ。免許証がなければ車も借りられないはず。

では、なぜ「レンタカーを使った」という中国人観光客が一定数いるのか。
上記のタイムスの記事には、「第3者が借りた車に無償か有償で乗ってるのでは」という業界団体会長の話が出てます。「沖縄にいる知人(もちろん日本の運転免許証所有)が運転するんで乗せてもらった」というセーフ事例もあるでしょうが、有償だと白タクでアウト。

すると、こんな話を発見。
【中国・運転免許証ロンダリングの実態】日本のレンタカー会社「中国パスポートの人には貸しません」の真相を探る(黒色中国BLOG)

中国本土の免許証では国際免許証は取れないが、香港やマカオ経由なら…で、ロンダリング、と。

これで無免許運転で事故が起ころうものなら。
ややこしいことなるぞ。米軍関係者の事故どころじゃないかもしれん。
観光が経済の主要どころである以上、リスクマネージメントは考えないと。

USJ沖縄進出、なくなりました。

ユニバーサルスタジオとは違う形態のテーマパークとされ、候補地は本部町の海洋博公園か名護市のネオパークか。政府も支援する動きを見せました。
しかし、2015年に大株主がアメリカの情報企業コムキャストに変わり、沖縄進出を推進してたCEOも交代。以降、協議がぱたりと止まり「もしや…」という観測も。
そして正式に「進出計画撤回」。

沖縄観光の新たな目玉がなくなり残念…というところでしょうが、実は反応はいろいろ。

「USJがなくても沖縄には売りがある」
今回の件で改めて沖縄の魅力を再確認しようという感じですね。沖縄2紙の社説もこのスタンス。

「営利企業の影響」
海洋博公園にテーマパーク建設となれば、営利企業が仕切ることで、公園内にある美ら海水族館や熱帯ドリームセンターといった調査・研究機能もある施設が影響を受けかねない、という指摘。いくら営利といえど、美ら海水族館という全国向けコンテンツをないがしろにはできないはずだけど、「上の方針」によっては…わからないとこもありますからね。

「ざまあみろ政府」
政府も支援する動きを見せましたが、これを「辺野古の新基地を呑ませるための餌だ」と反発する人もいました。まあ、このような考えの人は、何でもこじつけで反対します。沖縄の鉄道構想ですら辺野古にこじつけて反対する声もありますから。
問題は、このような生産性も何もないノイズが極少数ではなく、一定数あるところ。

「成り立つか」
政治的なところや感情論を抜きに、純粋に「成り立つか」という点で見ると、厳しい面も。
陸路でアクセスできる人口が130万弱(沖縄本島&本島と橋でつながる島)では、いくら観光地といえども、リピーターも重要なテーマパークにおいて、人口のバックボーンがとても貧弱。
また、台風対策や台風が来て休業する場合の営業損失をどう見積もるのか、という点も無視できない。

結論。
USJ沖縄進出がなくなったからって、落ち込むことはないですな。武器(コンテンツ)はいくらでもある。

2016年4月28日の琉球新報の社説

アジア経済戦略 空自那覇基地の返還を

経済の話なのになぜ自衛隊基地の返還?
読むと、那覇空港の能力向上には土地が足りないが自衛隊は広大な土地がある。事故が起きたら影響が大きいので全面返還すべし…ということらしい。

じゃ、今いる部隊は嘉手納や普天間に移しますか?

まあ新報は那覇空港絡みで事あるごとに「自衛隊出ていけ」だからな。代案も何もない。

でも、今回はそれ以上にツッコミどころがありました。
那覇基地全面返還に続けて那覇軍港に言及してます。


クルーズ船の寄港を断らざるを得ない状況の打開も急を要する。遊休化した那覇軍港を即刻返還し、クルーズ船のバースに充てるべきだ。



クルーズ船バースは若狭にあります(那覇港のエリア区分だと泊埠頭になる)。しかし近年は寄港数が国内上位に入る位に急増し、ほかの桟橋・バースを使ったり、最悪断るケースもあるとのこと。
そこで「那覇軍港を即刻返還しクルーズ船に」というのですが…。

nahaport-naha20160421.jpg
軍港のある那覇埠頭って、水域が狭い。クルーズ船の受け入れで今以上に制約が厳しくなるかもしれないですね。

那覇埠頭のバース(岸壁)の概要は、那覇港管理組合の公式サイトによると長さは現在の民間部分で最長165mが2本。水深は民間部分165mのバースで9m。
これを元に地図を見ると、軍港部分のバースは一直線で長いところは200m以上あるっぽい。

これだと「全長300m前後以上でもなければいけるね」と思う人もいるでしょう。

ただ、入江状の埠頭の出入口の幅は、地図で見て100m程度。さらに出入口が、内側から見てゴルフのコースで言うところの右ドッグレッグ状に曲がってるので、全長200mクラスでも操船は難しそう。

[那覇軍港をクルーズ船バースにするのは制約がある]の続きを読む
熊本地震の発生直後、株(評判)を上げた自動車メーカーがあったそうな。

停電中に、野外の対策本部に電気を供給したプラグインハイブリッドの車。三菱のアウトランダーPHEVでした。

ところが、数日後に三菱自動車は大きく評判を落とします。軽自動車の燃費の偽装。OEM先の日産に指摘されるとはね。

そういえば、災害・有事に株上げた直後に別件で株落としたとこあったな。
「大水害でも流れなかった家すげー」から「横浜のマンションで杭打ち偽装(直接は子会社がやった)」となった企業。


スマホ機種変しました。

以前は機種変するたびに、沖縄の地名や名字をどれだけ1発変換できるかテストしたものです。
(前機種のSHL23でのテスト結果)
ただ、前機種の時点でだいぶ性能は向上してます。昔は今帰仁が変換できず「村」をつけた「今帰仁村(なきじんそん)」でようやく変換できた程だったからのう。

でも、チェックはしてみる。
前の機種で出なかった上勢頭(かみせど)、平敷屋(へしきや)、沖縄の難読地名代表格の保栄茂(びん)や大工廻(たくじゃく)も1発変換OK。
あと山原(やんばる)が1発変換もうれしい。

[機種変恒例の変換能力テスト]の続きを読む
やっぱりね
そうだよね
しんど(jasrac

…って、まだ早いか。確定ではないし。
沖縄でのテーマパークを検討してきたUSJが、計画撤回も含めて検討とのこと。
運営会社(会社としての名前は片仮名表記のユー・エス・ジェイ)の筆頭株主が変わり、沖縄進出に向けた動きが止まってましたからね。

報道が先行していてオフィシャルな発表はありませんが、ま、そうなる可能性も否定はできないです。
だって沖縄とUSJのある大阪では所在地エリア人口、陸路でアクセスできる人口、大量交通機関の有無が完全に違うから、USJやTDRクラスの施設を沖縄でやるなら、国内も含めて海の向こうから来る“外需”頼みになりそうだからね。

Twitterルール改定──人種や性的指向へのヘイト行為や脅迫行為など、禁止事項が詳細に(ITmedia)

これが発表されたのは、アメリカ現地時間の2015年12月29日。
このあと、ここで晒した沖縄と在日コリアを「死ね」と攻撃するアカウントが消えてました。

ありがたいねえ。

ただ、Twitterからいなくなるだけで、ほかでは分別のつかない沖縄差別・ヘイト攻撃は続くかもな。

取り寄せ対応で鉄道模型を買えた店が、問屋の関係で対応できなくなったことで、「沖縄で鉄道模型(新品)を買える店」が再び消滅しました(マンガ倉庫とかのリサイクル店には転がってるかもしれないが)。
ということで、沖縄での鉄道模型ライフ、購入は通販頼みオンリーとなります。

さて、鉄道模型に限らず、沖縄での通販といえば送料が高いですね。
全国均一なところもありますが、やはり距離もある分高くなりがち。「送料○○○円」といいつつ、よく見ると沖縄はその1.2倍から2倍だったり。
商品によっては「商品代より送料が高い」という事例もありそうで。

そこに楔を打つところが出てきました。
スポーツ用品のヒマラヤが、Yahooと楽天内に沖縄専用通販サイトを作ったとのこと。
ヒマラヤでは送料は基本送料540円とプラスアルファの追加送料でしたが、その送料が沖縄だと1,470~4,730円。結構かかるね。
ところが、専用サイトだと本島以外でも追加送料なしの基本540円。購入金額3,240円以上だと基本送料も消えて送料無料。

ようまあ大胆なことできるなあと思ったら、沖縄県内の実店舗を拠点に利用したとのこと。なるほどな。
物流拠点からの距離が首都圏拠点よりも大幅に短縮できる。
首都圏よりは沖縄に近い関西や九州が発送拠点だとしても、それなりにコストを要するからなあ。

一方、鉄道模型界隈の通販はどうか。
こちらは結構前から「一定以上の購入金額で送料無料」という店がぽつぽつあるからね。
商品の金額や市場規模の性質か知らないけど、一定額のラインが5万と高いところもあるけど、2万だとNゲージの車両セット2つで到達できる可能性があるし、1万以上で送料無料という気前のいいところもあります。


バーガーキングが「BIG KING」という商品に関して、ビッグな何か(現物、レシートいずれも可)を持っていくと割引になるというキャンペーンを11月29日までやってます。
宣伝を見ると「ビッグマックとは違うのだよ」と、最近苦境が続くあの最大手を意識してるようです。

…が、ビッグなら何でもいいよな、ということで大喜利と化してる模様です。
ネット上での報告などで、今のところ確認できたのは
○ビッグマック現物
○ビッグマックのレシート
○ビッグマックの形のおもちゃ
○駄菓子の「ビッグカツ」
○焼きそばU.F.O.ビッグ
○BIGプッチンプリン
○ブラックサンダーの大きい方「ビッグサンダー」
○totoのBIG
○エレキのエフェクター「BIG MUFF」
○5インチHDD「Quantum bigfoot」
○ビッグ・マグナム黒岩先生
○遊戯王のカードの「ビッグ・バイパー」
○ビッグダディの写真
○MR.BIGのバンドスコア
○艦これの長門のフィギュア(昔の7大戦艦「ビッグセブン」の一角)
○サイモン・シン「ビッグバン宇宙論(上)」
○ジュリアン・バジーニ「ビッグクエスチョンズ」
○ビッグベンのイラストの時計
○ビッグダージリンの単複馬券@福島競馬
○いすゞビッグホーン(本物の車)
○いすゞキュービック(大阪市交通局)のバスコレ
○ビックリマンチョコ
○ビックカメラのポイントカード
○ルービックキューブ
○ヴィックスのど飴
○ボルヴィック

ビッグところかビックやヴィックがあるんですがw
これは沖縄の不動産会社「ビック開発」や結婚式場「BIC BRIDAL」の社員のみなさん、社員証や名刺を持っていけば割引のチャンスですよ。

ということで、敢行してきました。

「今週のビックリドッキリメカ」

割引できましたw
ちなみに敢行した那覇のむつみ橋の店舗によると、ビックカメラのポイントカードやビッグマックの形のおもちゃを持ってきた人はいたとのこと。
あと、むつみ橋の店の裏のA&Wには「ビッガーバーガー」があるので、それも狙い目w

それにしても、これ考えた人は大当りだろうな。
大喜利マーケティングだね。

ついに飛びました、MRJ。
これから数々の性能試験や耐空証明の取得などやることはいっぱいですが、初飛行という節目に到達できたのはすごい。


三菱航空機のYouTubeから

これに関して零戦のDNAがどうとか言ってる報道の中には「何じゃこれ」なものもあるけど、ま、それは置いといて。

沖縄にMRJは来るのか。

那覇空港の敷地内に航空メンテナンス施設を作ることになっており、そこでのメンテには来るでしょうね。MRJを含む小型旅客機を想定しているそうなので。
定期路線ではどうか。
JTA「B737-800発注済」
ANA「737クラシックはA320neoで置き換えるから」
RAC「Q400を貨客コンビ仕様で検討中」
…県内線は微妙だな。70・90席だと現在の機体よりキャパが小さいし、一定の貨物需要を考えると那覇-宮古・石垣ではB737やA320・321クラスは必要になるし。RACならどうだろ…といっても、ターボファンエンジンの機体を使ったことがないので、整備体制など諸々いちから構築せないかんからな。
むしろ県外ローカル路線が可能性ありそう。那覇から四国・九州とか。

ようやく「大筋合意」まで行った、TPP。
これをめぐり、いろんな意見はあるでしょうが…

10月7日に、沖縄の新聞2紙が社説で書いてました。
沖縄の2紙は基本的なスタンスが同じだから、似たような社説になるのかなと思ったら、びっくり。

まずは琉球新報から見てみましょう。
サブタイトルは「農業に深刻な打撃 国会承認は許されない


 環太平洋連携協定(TPP)交渉で参加12カ国が大筋合意した。
 日本が求めたコメなど重要5品目は関税撤廃の例外とされたが、譲歩を重ねたため骨抜きにされた。米国産などのコメを無関税で輸入する枠を新設し、牛・豚肉の関税も大幅に下げるのである。
 安倍晋三首相は「約束はしっかり守ることができた」と述べたが、強弁にも程がある。「約束」が果たせたとは到底認められない。
 農業の保護を求めた国会決議にも明らかに反する。国会は決議した責任を果たすべきだ。各方面への悪影響が排除できない以上、協定を承認することは許されない。

「食の安全」に懸念

 協定が発効すれば、国内総生産(GDP)で世界の4割を占める巨大経済圏が誕生する。日本にとっては工業製品の輸出拡大が期待される。その一方で、輸入農産品の関税引き下げによって国内農業は深刻な打撃を受ける。極めて不均衡な協定である。
 政府は輸入米約7万8400トン分の国産米を政府備蓄米として国内農家から買い入れ、米価の下落を抑える方針である。しかし、これがコメ農家の支えになるかは不透明である。
 そもそもコメの消費量は毎年約8万トン減り続けているのである。買い入れ量は年間減少分とほぼ同じである。供給が需要を上回る状況の中、米国産とオーストラリア産のコメを無関税で輸入することはどう考えても不合理だ。
 輸入農産物に対抗するため価格を下げれば、農家の収入は減る。離農の引き金になりかねない。そうなれば、食料自給率の低下を招くことは目に見えている。
 貿易相手国が異常気象に見舞われ、農産物の輸入が滞る事態もあり得る。輸出国で家畜の疫病が発生すれば、日本にも影響が出よう。国内農業を守らねばならない理由の一つはそこにある。
 牛・豚肉は輸入が大幅に増えた場合、関税を引き上げる緊急輸入制限措置(セーフガード)を設けた。だが段階的に縮小されることになっている。セーフガードは恒久的なものではないのである。これのどこが「約束はしっかり守った」といえるのか。
 首相はTPP交渉への参加を表明した際、「食を守ることを約束する」と言明していた。交渉が秘密裏に進められたため、消費者の関心が高い「食の安全・安心」が守られるのかの懸念は払拭(ふっしょく)されていない。協定を発効させるわけにはいかない。

米国追従の表れ

 首相は農業について「政府全体で国内対策を取りまとめ、万全の措置を講じていく」としている。
 1993年の多角的貿易交渉「ウルグアイ・ラウンド」合意後、政府は約6兆円で対策を実施したが、競争力強化に結び付かなかった。政府はその後も農業振興を掲げたが、離農と耕作放棄地は増えているのである。今回も期待はできない。
 付加価値の高い農産物を作って輸出を拡大せよと政府に言われても、高齢化が進む農業にあって全ての農家が取り組めるわけではない。零細農家は切り捨てられることにならないか。
 農業の振興策は、TPPとは別にまとめるべきものである。大筋合意後に、全閣僚をメンバーとした「TPP総合対策本部」を設置し、農業分野などの国内対応を取りまとめても、小手先の対応になる可能性が高い。
 民主党政権下で自民党は交渉参加に反対していた。2012年衆院選で「『聖域なき関税撤廃』を前提にする限り」の条件付き反対に変わり、政権復帰後は交渉参加に前のめりとなった。変遷したのは、首相が日米同盟強化を第一に考えた結果だろう。
 TPPへの参加は米国が求めていた。安保法制同様に米国追従の表れである。国内農業と消費者をその犠牲にすることは許されるものではない。



完全に反対の姿勢。敵意剥き出しレベル。
想定されるメリット・デメリット両方を取り上げるでもなく、懸念と不安ばかり。
「その先」にどうするか、という視点すらありません。
農業や消費者の保護だけでなく、安全保障も持ち出して「アメリカ追随」とまで言ってます。

[TPPでこうも違うか、沖縄2紙の社説]の続きを読む
VWのディーゼル車が、排気ガスの有害物質量をごまかすソフトウェアを仕込む不正をやってた件。

フォルクスワーゲンがボロクソワーゲンだった

…って駄洒落が洒落にならん事態やな。

クルマの環境対策。欧州は燃費がいディーゼルで、といわれてたのがねえ。
アメリカ発の話だから「売れてきたからアメリカの業界から難癖つけられてるんじゃないか?」な見方もできたけど、ここにきて「BMWもか?」な話(ソースはブルームバーグ)

どうなるやら。
日本やアメリカ、中国でもとばっちり出てくるのか?

「コストコが沖縄に」という話が出てますね。
時期や場所など具体的な話はまだなので、様子見で。以前「セブンイレブン沖縄進出を検討」ってニュースが出たけど、具体的な話がないまま沖縄だけが取り残される状態なってますからね。

コストコといえば会員制スーパー。そういえば昔ダイエー系の会員制スーパーが嘉手納にあったけど、長くもたなかったなあ、という記憶が。
まあ、これは沖縄で定着しなかったというだけでなく、景気やダイエー本体の経営不振もあったと思うが。

沖縄でやる場合、主要なターゲットには米軍とその関係者、家族も入ってくるでしょうね。

では、コストコが進出してくるとしたら、どこにできるか。
ニュースによると出店条件は
○半径10km以内に人口50万以上
○車のアクセスのよさ
○敷地面積23000㎡以上
○建築面積13000㎡以上
○駐車場収容800台以上
で、豊見城やマリンタウン東浜(西原・与那原)が候補に浮上してます。

豊見城は面積確保で有利。MICE誘致を逃した分スペースはある。片側1車線だった西海岸の道路も拡幅中。
弱点は人口か。米軍基地のあるエリアからも遠い。
東浜は豊見城よりは米軍基地に近い。MICEとも絡められるか。
弱点は面積確保。MICE作るからね。

それ以外にいけそうな場所は?

○浦添西海岸埋立地
進出業者が確定しておらず、スペースは広い。隣は米軍基地。
アクセスは西海岸道路がいつ開通するかによる。
○北谷
一部活用が始まってるキャンプ桑江跡地に余裕あり。嘉手納基地が近い。
○普天間基地返還後
面積は相当大きくとれるだろうが、辺野古に移るにしても数年~十数年先になる。

どうなる?

川内原発、ようやく動きましたか。

廃棄物処理など課題もあるけど、そのあたりを冷静に議論できない状況というのが、日本にとって不幸ですな。しかも反対運動の主体だけでなく、一部文化人や報道関係まで煽る始末(特に内幸町と築地の方)。
事故を見て不安を感じるのはわかるけど、原発を動かさないことによる不利益やリスク、新エネルギーの課題、もっと多様な視点から見ていかないと。

ANAかデルタか…で注目された、スカイマークの再生案。
採決の結果ANA(スカイマークが提案した再生計画)で決まりました。

第3極のポジションが揺らいでANAひとり勝ちになりやしないか、という面が気になりますが、その矢先にまさかのニュースです。
「ANAがエアバスから機材を追加購入」by日経
さらに別ソースで「ピーチがA321を入れる」

どういうことかというと、債権者でもあるエアバスから賛同を得るためにANAが動いたという話。

ANAは以前A320とA321の新仕様(A320neoとA321neo)の発注を決めてたから、それを追加するのかと思いましたよ。日経のニュース見た段階では。
ところが、ピーチまで巻き込む話が。
A320のサイズアップ版がA321とはいえ、今の規模で複数の機種を使うのはコスト的にどうなのかな。

また目が離せなくなってきました。