あなたに見えてる沖縄は、見たままのものとは限らない
ベトナムやフィリピンなど周辺の国々が環礁とその周囲の水域をめぐって対立している、南シナ海の南沙諸島(スプラトリー諸島)。
その周辺国の中でも、中国は環礁すべてどころか南シナ海を丸ごと自分のものと振る舞い
○フィリピンから環礁を奪う
○フィリピンやベトナムの漁船を追い払う
○人工島を構築し兵器を配備
とやりたい放題。
これにしびれを切らしたフィリピンが、国連海洋法条約に基づき常設仲裁裁判所に訴えました。

その結果は
「中国に法的根拠はなく、国際法に反する」
フィリピンの主張が認められる、中国に非常に厳しい内容。

中国は早速「無効」「判決は紙くず」と反発してます。反発は予想できたけど、ここまで言うか。
正当性に自信があるなら仲裁裁判所に出て主張なり反論なりすればよかったのに、それすら拒んでこの結果。因果応報(某コミック的に言うとインガオホー)。

今回はフィリピン側の争点設定が上手いという指摘(「週刊安全保障」2016年7月16日放送)もありますが、フィリピンは提訴時と現在で大統領が変わり、新大統領は中国との交渉に前向きなのか強気なのか読めないところも。今後のフィリピンの動き次第では、「仲裁裁判所への提訴は何だったのか」にもなりかねない要注意なところです。

さて、中国の反発には日本を標的としたものもあります。「判事の人選は日本の右翼が主導した」とか。言いがかりは程々にしないと。
さて、この流れから中国が尖閣や沖ノ鳥島にいちゃもんをつけて常設仲裁裁判所に提訴するなど「南シナ海の仇を日本で」な展開があるのか。
中国が沖ノ鳥島に難癖をつけるには、今回の判決を受け入れないといけないという、中国にとってのジレンマがあるとのこと。(海国防衛ジャーナルから)

中国の振る舞いを見てると、1930年代の日本のようです。時期的にはリットン調査団の報告が出て、日本が国際連盟を脱退する直前あたりかな。中国が国連海洋法条約を脱退するという噂もあります。
国連の常任理事国がリスクのある条約脱退までやるのか?とも読めますが、そのまさかが起こるのが国際関係。一触即発なのか、無限の緊張が続くのか。
あるいは、戦争が起こるのか。

戦争は何としても回避を。

EU離脱国民投票後の英国。交渉することになる新首相と内閣閣僚が決まったんですが。

首相:メイ
財務大臣:ハモンド

クラークソンはいないのか?(マテ
離脱に向けてトップギアとはいかない模様?(コラ

それはともかく、外務大臣があのボリス・ジョンソンなんだが、外野からだと「大丈夫か?」な印象。

※ちなみに本家トップギアはエディ・ジョーダンなど新出演者を迎えてます。

11月のパリでのテロから時が過ぎ、「非常事態宣言は7月のうちに解除」と言った矢先、7月革命の記念日にフランスで起きた惨事。

現場はリゾート地のニース。
これ日本で言うと沖縄でテロ起こすようなものだわな。

単独犯行の犯人は射殺されたので、何の考えをもってことに及んだのかはわかりませんが、テロではないか、の話。トラックで群衆に突っ込むのはISが自爆テロでやってるからな。
直接接点があったのか、ホームグロウンなのかも不明。

連鎖を断つ方法はないのか。

国民投票で「EU離脱」という結果は出て時は経ち、株・為替市場は落ち着きつつあるものの、英国とEUでの政治の混乱は続いてます。そりゃあ前代未聞な事態ですからね。

で、最近目につくのは、離脱を主導してきた側の無責任さ。

○離脱派の中心人物だった元ロンドン市長が「保守党の党首選(イコール首相にもなる)には出ない」と表明。
○「離脱すれば分担金などEUに行ってた金がこれだけ戻ってくる」と示された数字が過大で、事実上の公約撤回。
○以前からEU離脱を主張してきた独立党の党首が「目標は達成された」と引退表明。

離脱という結論が出て、これからのイギリスをどうするかという時に、離脱を主導してた側が今後の指針やヴィジョンを示しきれてない。
移民、労働、保険など様々な不満や既存政治への不信、いろいろ思うところがある国民が、議会を通すのではなく、熟慮の末、国論を二分する中投票したというのに、これでは救われない。

EU離脱どころか、英国という連合王国が分裂しかねなくなってる。スコットランドどころか、ウェールズやロンドンでも「独立してEUに残ろう」という動きが出ています(実現の可能性は不透明だが)。
「UKへ行けぇ」ではないが、今後の道筋を示し、EUとの交渉にも強く臨めるリーダーが、離脱派から出てくるのか。ここも重要ですね。

一定以上の年代の日本人なら、バングラデシュの首都ダッカといえば、赤軍のハイジャックを連想するでしょうか。
そのダッカで、レストランが襲撃されるテロ事件が発生。日本人7人を含む多数の犠牲者が出ました。

このテロに関して、IS(ISIL、イスラム国、ダーイシュ)のバングラデシュ支部を名乗る組織が犯行声明を出してます。ただ、声明の信憑性は不明。バングラデシュの内務省も犯行組織のISとの関連性を否定してます。

思うんですが、ISというテロ組織は「クラウド化」してるなぁ、と。
アルカイダもそれっぽい面はあったんですが、ISはそれがさらに深化してるような。

「EUから離脱」との結果になった、英国の国民投票。
経済面での影響が早速出てますが、沖縄にも波及しかねないものがあるとか(2016.6.25:沖縄タイムス)。
円高になるとねぇ。
観光に関しては、現在は外国客は中国、台湾、香港、韓国と近場中心だけど、将来を考えると市場の拡大が求められるだけにねぇ。

ですが、自分は別の面にも注目してます。
国民投票で地区別に残留・離脱どちらが多いかというデータで、イングランド、ウェールズ、北アイルランドは双方混在しつつも離脱派優勢だったのに対して、スコットランドは残留一色。
そして、スコットランド自治政府は独立を問う住民投票をやる可能性を示唆。

そう、これを受けて沖縄県内の独立派が動くのでは?ということです。
以前スコットランドでの独立住民投票の時は、独立学会(琉球民族独立総合研究学会)の人が現地に出向いて調査ということもありました。

残るか、離脱か。
EUの是非を問う英国の国民投票、結果は僅差で「EU離脱」が多数となりました。最後まで国論を二分しました。

残留派の下院議員が殺害されて以降「残留派が盛り返したか?」な世論調査の数字も出ましたが、結果がこうなったことで、世界の経済は大混乱。結果発表をリアルタイムでくらった東証は日経平均で1000円以上の下落、円ドル相場も一時1ドル=100円を切った程。そのあとに開いたNY市場もダウ平均が大幅ダウン。
ただ、相場関係は週末をはさんでますし、経験したことのない事態なので、週明け27日以降はどうなるか予想ができません。

さて、「イギリスEU離脱」に至った背景は何なのか。調べれば調べる程、様々な要素が絡んでいて、理解するには難しいですね。
国民の階層とか、かつての「大英帝国」な意識とか、年代ごとの意識差とか、各種業界とか。
「EUの一員であることによるデメリットが、得られるメリットを上回った」だけでは言い切れない感じがします。

あと、キャメロン首相の「博打」も。
不満の声に対して「じゃ交渉してくる」ではなく、国民投票と大きくぶち上げたことで、政権への不満も集めてしまったのかな、と。少し前にはタックスヘイブン告発のパナマ文書で批判されてますからね。

「EU残る?離脱する?」の英国国民投票。
世論調査は一進一退、離脱側が優勢になると世界経済をかき回すまでになってますが、投票直前にまさかの事態。

残留派の下院議員が殺されました。
容疑者は精神鑑定をするそうですが、離脱派の言動をしたとか。

で、事件後の世論調査では残留派が優勢に。
論理的には残留派の盛り返しや、離脱派優勢の一報での世界経済の混乱を見て…なのでしょうが、事件の影響は否定できないですね。

ますますわからなくなってきました。

突然の破壊措置命令。

北朝鮮、党大会は終わったでしょ?

え、テスト?

まったく。国連決議無視だわ。

ただ、党大会前のムスダンのテストは3回とも失敗してるから、もういっちょ、のつもりか。
で、ミサイルが飛ぶのか、担当者の首が飛ぶのか。

アメリカの大統領選挙、共和党の候補選びがもうトランプで確定という状況。

…ですが、「フィリピンのトランプ」が一足先にですね。
フィリピンの大統領選挙で、ダバオのドゥテルテ市長が当選とのこと。
「凶悪犯は殺す」など過激な発言の一方、行政経験、市長としての実績は曲がりなりにもある(ここがトランプと違う)。ただ、治安の改善は見方を変えれば恐怖政治かも。

では、なぜ当選できたか。
経済が成長してるといわれるけど、東南アジアの中では「まだまだ」。マレーシアやシンガポール程に高度に発展してるわけでもなく、インドネシアみたく地下資源に恵まれてるわけでもない。それでいてインフラは貧弱だし、貧富の格差がすごく大きい。
(米軍基地跡の再開発を持ち上げる沖縄の人、そこんとこに目が向いているのか)。
そのような課題に、ピープルパワー革命以降の政権が手を打つことができたか。だからこそ、課題の抜本的な改善に至らなかった従来政治とは違う「アウトサイダー」が求められ、出たのがドゥテルテということでしょう。
アウトサイダー登場は、トランプやサンダースが台頭してきたアメリカにも通じますね。

さて、ドゥテルテ大統領となったことで周辺の国が気にかけるのは、中国との関係。
スプラトリー(南沙諸島)や南シナ海をめぐって、「中国vsその他周辺国(バックにアメリカと日本)」な構図です が、ドゥテルテは中国資本にる国内の鉄道整備に言及したことなどから、中国に融和的ではとする見方があります。
ただ、南シナ海では2国間対話を示唆する一方で
「(中国が新たに人工島を築けば)私はジェットスキーに乗って上陸し、フィリピン国旗を立て『ここは俺たちのものだ』と宣言する」
なんてことも言ってたりします。どうなるか見通せないですね。
洋上監視用に自衛隊の練習機を貸与する日本も気になるところ。

ただ、選挙終盤に資産隠し疑惑が出たことで、それを追及する動きもあります。国内で安定した政権基盤を作れるかも重要かな。

ベルギーで発生した連続テロ。
犯人グループがIS(ISIS、ISIL、イスラム国)シンパとされる一方で、送り込まれたテロリストではなく、地元生まれ(ホームグロウン)ではないとかで、危険思想の拡散に対する懸念もあります。

さて、本題はリンクしつつ別視点の話。
巻き込まれる時はとことん巻き込まれる人っているのね。今回のテロでは

○ブリュッセル空港でテロに遭うが脱出に成功。しかし乗った地下鉄もテロに遭い死亡。
○ボストン(2013年)→パリ(2015年)→ブリュッセル(2016年)と3回のテロに遭うが生還。

何だか「2年連続3回目」と高校野球っぽく表現できそうな事例もあるけど、洒落にならない事件。この方に「4回目」がないように。もちろんほかの方も「次」がないように。

あ、そういえば昔、週刊誌で似たような経験した人の記事読んだことあるな。

ロサンゼルスで大地震被災

帰国後に阪神淡路大震災で被災

東京で地下鉄サリン事件に巻き込まれる

南沙(スプラトリー)で勢力を膨張させる中国に対処しようと、軍備や海上警備体制を整えるフィリピン。
そのフィリピンが、新たなお買い物。

日本からTC-90練習機を借りる

ほー、貸与か。
以前フィリピンは日本に「欲しいものリスト」を出したことがありましてね。
(週刊オブイェクトから)
それが「P-3C」「しらね」「おやしお」「はやぶさ」というでかぶつオンパレード。取得費用、運用費用、要員育成とか諸々をフィリピンが今使えるリソースでできるのか?という代物でした。

それに対してTC-90は練習機。監視・哨戒のセンサーがあるってわけではないです。が、従来フィリピン海軍が使ってたアイランダーよりは航続性能もいいし、まずは基本のMk.1アイボール(すなわち人間の目)からやっていこうということなのかな。
フィリピンの場合は能力整備のスタート地点からして厳しいので、できることからこつこつと、ですな。

長い長ーい、アメリカの大統領選挙。2大政党の州予備選挙が始まってますが、2つ目の段階で早くも
【共和党】
アイオワは宗教右派のクルーズの勝ち
ニューハンプシャーは言いたい放題のトランプの勝ち
【民主党】
アイオワは僅差でクリントンだが「実質イーブン」
ニューハンプシャーは隣の州出身のサンダース圧勝

早くも「アメリカどうなってしまうん?」な展開。
でも、「どうなってしまうん?」はあくまで外からの目線。国内で今の政治がどう見えてるのかだよなあ。その“不満”をただそうとアメリカの国民が投票行動をした結果、どうなるか。
「もしもトランプが大統領になったら」
「もしもサンダースが大統領になったら」
というのを想定する必要性があるね。てか、外務官僚は考えてるかも。

それを専門家以外でも考えられるヒントを発見。

大統領候補たちの外交政策はどうなる?(地政学を英国で学んだ)

安心してください、生きてますよ。
沖縄の上空を通過しただけで、トラブルによる落下とかもなかったからね。

北朝鮮の弾道ミサイル(あちらが言うには人工衛星打ち上げ用ロケット)が発射されました。
ミサイルであろうとロケットであろうと、国連決議で「この手の行動」が禁止されてる北朝鮮、明確な決議違反です。

ただ、北朝鮮の度重なる問題に、何か有効な手段があるかというと、難しい。
「なあ中国、北朝鮮と仲がいいんだろ?あいつ何とかしてくれよ」と各国が訴えても、中国がどうにかできるわけではないし、北朝鮮を潰す選択肢は考えていないはず。
(春節直前に撃たれて「あの刈り上げ野郎の3代目、余計な真似しやがって!」と思ったとしても)

北朝鮮の狙いは何かを考えると、自国とその体制の維持。そのためには、いくつかの識者が指摘する「アメリカとの直接交渉」に持っていくための、核兵器とその運搬手段である弾道ミサイルが必要ということなのか。

そして、この場合、韓国・北朝鮮双方が思い描く「朝鮮半島統一」は限りなく不可能な域になりそう。
そして睨み合う冷戦状態に。
韓国と北朝鮮、日本と中国、アメリカと中国、欧州東西冷戦よりも複雑だな。

忙しい週末のちょいネタ。

BSでロシア1(国営ロシアTV)のニュースを見てたら、シリアで活動するロシア軍の話。
最新鋭の戦闘機Su-35が投入されたという話で、記者が歩きながら報告。

その背後から…迫る戦闘機。
なんと、滑走路のすぐそばからレポートしてました。
当然戦闘機が迫って離陸しようとすると、轟音で何言ってるかわからなくなる。
よくまあそんなところでできるな、と。

2016年の一国のトップ選挙で、最初のビッグイベントとなった台湾の総統選挙。
結果は蔡英文の勝利。国民党から民主進歩党(民進党)へ政権交代。
同時実施の立法院議員選挙も、民進党が過半数を確保。

さて、この結果は日本にとってどうか。
台湾といえば親日イメージを持つ人も多いでしょうが、政治となると事情や国益もあるので、楽観はしない方がいいかと。
早速「尖閣は台湾のもの」と言ってますからね。そして尖閣の話は台湾の従来の主張と同じ。

ただ、大陸(中国共産党)との関係がどうなるかは見ておく方がいい。

ISが掻き回していつ終わるかわからないレベルの混迷状態なのに、また中東に火種ですか。
反体制活動を指導したとサウジアラビアが拘束したシーア派宗教指導者を死刑に。
それに反発したイランのデモの一部が暴徒化、サウジアラビアの大使館を襲撃。
襲撃でキレたサウジがイランと国交断絶。さらにバーレーンやジブチなどがサウジと同調して断交。

本当にややこしい。イスラム教でのシーア派(イラン)とスンニ派(サウジアラビア)の違いとかだけでは説明がつかない。
シリアでは
イラン→政府支援 サウジアラビア→反政府勢力支援
イエメンでは
イラン→フーシ派支援 サウジアラビア→政府支援
さらにいうと「アラブvsペルシャ」もあるのか。

ここでこの対立が深刻になると、ISを利することになりやしないか、という面もある。
ペルシャ湾を挟んで武力衝突となったら、日本も石油や天然ガスの調達に大きく影響しかねない。
緊張緩和ともしもの備え、両方考えないとね。

まったく、年明け早々中東がISと別なとこで物騒になってるというのに、東アジアもですか。
北朝鮮が「水爆実験」をやったと発表しました。

ですが、早速「これ水爆か?」という指摘があります。
地下核実験で観測された揺れが、過去に北朝鮮が実施した核実験よりも小さいとのこと。水爆なら原爆よりも爆発力は大きくなるはずでは?なわけ。
水爆と同じ核融合を用いるが水爆とは違う「ブースト型」の核分裂兵器ではないか?という分析もあります。

そして、このブースト型は威力の割に重量を減らすことができる。となると、弾頭の小型化で弾道ミサイルにも載せやすくなる。
もしブースト型なら、水爆云々以上に厄介になりますね。

日本は既にミサイル防衛(MD)の体制を構築しており、アメリカのレーダーとともに運用してますが、今後は自前でのセンサーの充実やPAC-3の追加、THAADやイージスアショアの新規導入も検討するのかな。
韓国はもっと大変でしょうね。日本と違って「北朝鮮に直接攻撃できる」とはいえ、防衛手段を持たずに国民や財産に犠牲を強いるわけにはいかない。

大晦日だというのに、2015年・平成27年の振り返り企画を何もやってなかったw

というわけで、急遽やりましょう。
まずは海外情勢。

IS(ISIL、ダーイシュ、イスラム国)は、シリアやイラクでの支配領域が減ってきてるとはいえ、まだまだ世界を騒がせる存在です。外国人に容赦なく手をかける。日本人も殺されました。
また、ISに属さなくても、その思想に感化され行動を起こす人も登場。イスラム過激派によるテロに2度も見舞われたフランスでの11月のテロは、感化された人による犯行といわれてます。組織だったものがないのに、複数の個が組織のように動く、攻殻機動隊でいうところの「STAND ALONE COMPLEX」的なものが現実になりつつあるのでしょうか。

そのISが主戦場とするシリアは、政府、反政府勢力、ISの三つ巴内戦状態で、そこにアメリカやアラブ各国の有志国連合が反政府勢力支援で空爆をしてます。そこにロシアが加わりました。
ただ、ロシアの立場は「政府軍支援」。ロシアの旅客機が撃墜されたこともあり、「ISが敵」という点では有志国連合と一致してますが、政府側か反政府側かの違いがあり、一筋縄ではいきません。ロシアは一連の攻撃で、カスピ海にいる小さな軍艦から巡航ミサイルを撃つなど新たな能力を見せてますが、一方では絨毯爆撃で民間への被害が大きいと指摘されてます。
そんな中で発生した、トルコのF-16がロシアのSu-24を撃墜。シリア政府に対する立場が違うとはいえ、無用な衝突を回避する手立てが必要。

忘れてはいけないのは、シリアの混乱から逃れた難民。命懸けの道の途中で息絶える人も多く、ブローカーも問題になりました。また、受け入れるにも各国の国力や受け入れ体制が関わってくるので、一筋縄ではいかない。そして、難民として出ることすらままならず、戦火に晒される人がいる。
ウクライナみたく当事者で何とか対話を、といっても、ISがあれではなあ。やはりISの息の根を止めて、その上で対話となるのかな。

日本のご近所もいろいろありました。てか、中国がね。
南シナ海の支配を既成事実化しようと進めて、緊張状態を高めたり。一方で「対日戦勝70年」と銘打って大規模な軍事パレードまでしたものの、結局は中国共産党の自己満足と兵器ショー。
でも、外向けに強気でいけいけどんどんとはいかないのも事実。天津の大爆発に、深圳の大規模土砂崩れ。PM2.5は沖縄にも飛んできました。
年の暮れに飛び込んできた“慰安婦”の決着。不可逆というが、また韓国に蒸し返されないかと。

[2015振り返り:騒がしい世界]の続きを読む
2005年にF-5が退役して以降、戦闘機がいなかったフィリピン空軍。そのフィリピンが久々の戦闘機を導入しました。
国内の武装勢力対処が念頭にあり、かつ予算の制約があれば優先度は低いかも。でも、ないと困るよね。
実際、南沙諸島で中国の脅威がありますから。

何を買ったのか?
韓国のT-50練習機をベースにした軽戦闘機FA-50。
ネット上では韓国製だからどうのこうのという声があります。でも、これはこれでありな気も。

中国がSu-27、J-10、J-11と体質改善し、Su-35も買うという中、これでは太刀打ちできない。本来ならハイスペックでなくてもF-16やグリペン、MiG-29程度は欲しいところ。
でも、現状は直接ドンパチではなくスクランブル(緊急発進)でしょうし、10年はこの手の機体を使ってないことを考えると、要員育成も重要。そういう意味では、使える機材かも(T-50は練習機としてはハイスペックな方だが)。
あとはスクランブルにも関わるけど、レーダーなど警戒網・システムの構築、運用基盤ですな。