あなたに見えてる沖縄は、見たままのものとは限らない
とあるアイドルの急逝。
所属事務所によるオフィシャルな死因の発表までに間が生じたことから、様々な憶測が飛び交いました。

4~5年前なら、「原発事故の放射能で」とデマを流して騒ぐ輩とそれを拡散する人々が目立つところでしょうか(今回もそれを思わせる結びつけをした人がいるが、あまり拡散されなかった模様)。
ところが、今回はあからさまなデマではなく、具体的かつ現実的な病気の名前が取り沙汰されました。

情報発信が誰でも手軽にできるようになったのと同時に、伝達・拡散の速度が昔と比較にならないので、慎重な見方も大事ですよ。
しかも今は「ポスト真実」などを背景にしたフェイクニュースも流れますから。

…と言うか、ポスト真実やフェイクニュースの時代だと、どれが本物かを見極めるのが困難になるから、何かあった時の軌道修正やリカバリー術が求められるようになるのかな。


すまんのう、また「ニュース女子の沖縄回」関連です。

中日新聞&東京新聞がこの件で“謝罪”したことについて、ニュース女子の司会でもある長谷川幸洋(中日新聞・東京新聞論説副主幹)が、2月6日放送のラジオ番組「ザ・ボイス」(ニッポン放送)で語ってました。
(番組は沖縄では放送されてませんが、ニッポン放送がYouTubeに流してくれるんで助かりますね。サンキューLF)

内容をまとめると
○ニュース女子での内容は言及せず。
○東京新聞とニュース女子は関係ないものだが、なぜ東京新聞が謝罪するのか。
○報道姿勢や主張の違いを理由に処分するのはおかしい。
○これで処分したら東京新聞は北朝鮮と一緒。

ここで課題。
「新聞なりテレビなり報道をやってる会社の記者は、自社の主張や論説と違うことを言えるのか」

新聞も放送も各社スタンスはいろいろです。朝日は左とか、産経は右とか。視聴者・読者もその印象がついてます。
その各社・局に所属してる記者は、新人でも社説を書く幹部でも、肩書きは違えど看板を背負っている状態なので、所属元の論調と違うことを言いにくい面はあると思います。
仮にそのような記事や主張を書いて世に出すと、読者や視聴者が離れて売上に響く可能性もありますから。

ただ、所属元の主張や論説に沿ったことだけを言うのが「正しい」「良いこと」なのかとなると、話は変わってきます。言論の自由がありますからね。
様々な視点や論説、主張があるからこそ見えてくるものもあるはずです。所属している記者が同じスタンスの人ばかりだと、視野が狭くなってしまうんじゃないかな、とも思います。

そういえば、毎日新聞は編集・論説幹部でスタンスが違う人が共存してましたね。
岩見隆夫と岸井成格。
ヒントはそこにあるのかな?


ニュース女子の沖縄回の件で、ひとつふたつ続けて書いた直後に、新展開がありました。
番組の司会者が在籍する東京新聞と中日新聞が謝罪しました。
でかでかと載った謝罪記事は、沖縄でも琉球新報で丸々転載されてました。

そして、この謝罪を受けたであろう辛淑玉のコメント。沖縄タイムスに載ってたんですが、その内容が
「副主幹という肩書きをもつジャーナリストがデマを出した」
「ジャーナリズム全体を失墜させたという意味では、懲戒解雇しか考えられない」

「MXを民放連から除名しろ」の次は「中日は長谷川幸洋をクビにしろ」ってか。
ますます付け上がってきたな。

本当に何様のつもりだ。
何やってもいいと思ってるのか。


「ニュース女子」の沖縄回に関連して。

「もしかして、東京の地上波のTVでやったから目について騒ぎになったのでは?」と思ったので、思考をめぐらせてみる。

高江や辺野古に限らず、これまで基地反対派の抗議は幾度も報道されてきましたし、「サンデーモーニング」「報道ステーション」「(JNN)報道特集」など反対派寄りな内容で伝える番組が全国ネットで放送されてます。しかし、機動隊個人や家族に対する嫌がらせなどの“過激な言動”や疑惑については、ネット上では批判されても、TVや新聞ではほとんど取り上げられません。
それが、取材不足や視点の偏りがあったとはいえ、東京の地上波で出ました。キー局ではない東京ローカルのMXですが、視聴可能世帯・人口は多いし、影響力はたかじん委員会と比較になりません。

また、ニュース女子の司会が、基地反対派が「味方」と感じてるであろう中日新聞&東京新聞の論説副主幹という編集幹部クラスであったことも、ショックを大きくしてるのかも。

では、ニュース女子の逆サイド版があったらどうなるか。
例えるなら、ニュースサイト「リテラ」のような内容で地上波のTV番組をやる。
司会は岸井成格と香山リカ。パネラーは上杉隆、孫崎享、岩上安身、辛淑玉、半田滋、前泊博盛、奥田愛基あたりか。そこにゲストでグラビアアイドルなどを招いて、司会やパネラーがニュースを解説する。
スポンサーは通販生活。
…うーん、我ながら地獄臭のする番組プランを作ってしまった。
当然「この番組」にも抗議は来るでしょうが、今回のニュース女子への抗議のように報道されなさそうな予感。

しかしまあ、この件に関しては次第に、沖縄差別とか沖縄へのヘイトスピーチといったところから「沖縄をダシにしたイデオロギーの殴り合い」になりそうで、沖縄県民としては「いい加減にしろや」、という気分になりますね。

この件で東京新聞が謝罪したということだけど、これで辛淑玉や「のりこえねっと」を中心とする反発してる勢力が図に乗らないか不安です。


「ニュース女子」の沖縄回(放送第91回)をめぐる反発、まだ続いてるようで。

番組を見た自分の見解はこちらでまとめてるのですが、要約すると
○ニュース女子側のロケが取材不足
○でも基地反対派は何をやってもいいわけではない

ですが、現状は反発がしつこくてしつこくて。特に「手当5万円」と言われた、辛淑玉率いる団体「のりこえねっと」。沖縄側以上に感情的かつ前のめりになってる印象です(見方によっては暴走?)。
BPOに申し立てたとのことですが、この番組を作ったのはMXではなく、外部の制作者。通販番組や深夜アニメのようなパターンです。<そこが作って持ち込んだ番組をどこまで問えるかですよね。

さて、BPOへの申し立てを発表した1月27日の「のりこえねっと」などによる記者会見。
この会見で出た内容にびっくり。

「MXを民放連から除名しろ」

うわぁ。度を過ぎている。
辛淑玉や「のりこえねっと」は何様のつもりでしょうか。
放送局制作ではない番組という、これまでにない難しい事例なのに、なぜ番組を作ったDHCシアターではなく、MXをここまで目の敵にするのか。

ニュース女子は広告代理店を通じて売り込みがあり、MX以外でも放送されてるそうですが、ミヤギテレビとサガテレビは当該回の放送を見送ったとのこと。
これをめぐって騒ぐところがあり、放送したら何を言われるかわからない状況ですからね。内容の評価以前に回避したくもなるでしょう。実際「民放連から除名しろ」と言ってきましたからね。


アパホテルの客室内に置いてある本の件で、騒ぎになってますねぇ。「南京大虐殺はなかった」という話が載ってて。

南京の件は、歴史研究すらままならない「イデオロギーのおもちゃ」「中国国内の不満をそらすための、中国共産党の道具」と化していますからねぇ。どう「おもちゃ」になってるかは説明不要かと。

ただ、まぁ、私企業が政治や社会のセンシティブな件に前のめりになるのは“右”だけではないからね。
“右寄り”代表がアパホテルなら、“左寄り”代表は通販生活かな。批判に対する説明も、通販生活はアパのそれを上回る開き直りっぷり。顧客を切り捨てるようなことを平気で言うから。

そういった企業の商品やサービスを使うか使わないかは自由なんだろうけど、露骨過ぎると引かれるリスクはあるね。
思想は共感していても、方法論がNGという人もいるでしょうし。

ちなみに自分は…
通販生活は使ったことはない。これぞという商品の話を聞かないもので。
アパホテルは安くないこともあってか使ったことはない(ルートインや東横インが安上がりだし、アパの値段でグレードが上なホテルを取れたり)。


沖縄に対するヘイトスピーチと騒いでる動きがある、「ニュース女子」沖縄回(放送回#91)について、内容とは違う面でもう一丁。

番組が流れたTOKYO MX(東京メトロポリタンテレビジョン)に対する抗議デモが発生してます。

しかし、MXに抗議するのは適切な行為なのでしょうか。

この番組を作ってるのは、MXではなくDHCシアター(名前でわかる通り化粧品や健康食品のDHCの子会社)。DHCシアターが作った番組を持ち込み、放送局に金を払って放送してもらってる形態です。通販番組や制作委員会方式のアニメみたいな要領です。
なので、内容に関しての抗議をするなら、MXよりもDHCシアターにするべき。
現状のMXへの抗議は、「凶悪事件の犯人が住んでいた」と言ってそのマンションの家主に謝罪を要求するようなものかと。

また、番組内で高江に行く人に資金援助してると名指しされ、おかんむりの「のりこえねっと」の辛淑玉代表は、BPOに申し立てするそうです。
ところが、その申し立てが通るのか、という問題もあるようです。

BPOこと放送倫理・番組向上機構。前身組織の時代から、言論・表現の自由を守りつつ正確性と放送番組の倫理向上を目指し勧告などを出す団体。MXも加盟しています。
しかし、今回は番組を作ったのはDHCシアター。
元日テレのディレクターが指摘してますが、BPOが審議対象にするのは、NHKや民放連加盟局が制作した番組。今回の件でBPOがどれだけ踏み込めるかは未知数ですね。

では、放送局制作ではない番組についてBPOが動いた例はあるかというと、あります。
ただし、番組の内容ではなく、放送時間帯に関するものでした。

2014年に放送された深夜アニメ「最近、妹のようすがちょっとおかしいんだが。」。MXとサンテレビ(兵庫ローカルの局)では当初22時30分の放送。しかし際どい性的描写などからくるクレームを受けたBPOが動き、両局は時間帯を遅くしました。一方、このアニメを27時(未明の3時)に放送していたBS11(民放連加盟)に対しては、BPOは動いていません。

まあ、このへんの放送分野の事情は知らずに「あの局の番組」と思ってる人は相当数いるでしょう。
放送事情に詳しいTOPPYさんも指摘してます。

今回は「右寄り」側で騒ぎになったけど、今後「左寄り」側で騒ぎになる可能性もあるし、政治や報道云々以外の分野、例えば食品や健康絡みでも問題になりうる。放送業界にとって課題ではあるけど、解決は一筋縄ではいかないでしょうね。


新年早々「沖縄ヘイトだー!」で湧き上がってる案件が発生していますね。
TOKYO MXで放送された「ニュース女子」の2017年1月2日の回で、沖縄の基地反対運動を扱った内容が「沖縄に対するヘイトスピーチだ」と騒ぎになってます。

そこで、見てみました。番組制作元のDHCシアターがひと月限定でネットに公開しているので。
見た感想。
「取材不足」
「だが、反対派が免罪されるわけではない」

「取材不足」は、高江に行かなかった。
国道329号の二見杉田トンネルで「ロケ断念」となりましたが、抗議活動の現場はそのトンネルからずっと先。なぜ行かないのかな、と。フリーのジャーナリストでも取材はできるはずだし、BuzzFeedも高江に行ってます。仮にもし反対派が「井上が来たぞ」と暴力行為に出れば、それこそスクープだし、反対派に内在する問題をえぐり出す、ジャーナリズムの仕事になるではないのかな、と。

高江行きに5万円を支給した「のりこえねっと」やその代表の辛淑玉に対しても、取材すべきだったかと。
もしのりこえねっと側が「DHCシアターだから」「井上和彦だから」と取材拒否をしたのなら、それをありのまま伝えればいいでしょう。もっとも、そうすると、のりこえねっと側に対する疑惑が解消されるどころか、深まる可能性もありますけどね。

でも、だからといって、反対派が免罪されるとは思えないですね。
抗議活動に「逮捕されても生活に影響のない65歳から75歳の人を集める」については、直近の高江の話ではありませんが、オスプレイ配備目前の2012年、活動家の発言として沖縄タイムスに載りました。
暴言についても、例の「土人発言」で公開された映像の中で、反対派もなかなか汚い言葉使ってますよね。あるいは逆切れさせようと誘導するような言葉とか。
スタジオトークで言及された「沖縄の機動隊員の個人情報を晒して、家族にも嫌がらせ」も、写真の証拠が数多く上がってますし、今回のニュース女子を批判する沖縄側の報道でも否定されていません。

まあ、どっちもどっちな感じがしますね。
でも、今回この番組を見たことで、沖縄でのニュース女子に対する批判的な報道を見るだけではわからなかったことがありました。放送後ひと月の期間限定ですので、早めに見ることをおすすめします。

(YouTubeはこちら)

(DHCシアター公式サイトで見るならこちら)

そうそう。この件で辛淑玉が申し立てをするそうだが、
BPOはわかる。
法務省はちょっと飛躍してないか。
国連とかお門違いにも程がある。
報道内容が嘘なら違うと反論すればいいものを、「ヘイトスピーチだ!」と、BPOならともかく国連にまで話を持って行こうとか、沖縄県民である自分から言わせてもらえば

「被害妄想」

※【追記】「DHCシアター」は執筆当時の名称。2017年4月に「DHCテレビジョン」に改名してます。



阪神淡路大震災から22年。
この間にも国内では大きな地震が発生しています。
大津波を伴い死者1万人超。
48時間の間に震度7が2回。

経験は生きてるのか。
緊急地震速報や自衛隊への災害派遣要請手順など、各方面で生きてますね。

ハードやソフトでは進歩してますが、各人の心構えや意識も重要かと。
緊急地震速報が“空振り”で終わっても「またはずれかよ、あてになんねーな」ではなく、無事でよかったという意識。
混乱に乗じたデマに対する注意。
特にSNSなど個人の情報発信手段が進化した現代は、これまでと違うノウハウが求められてるのかも。

災害の復興に関しても、経験は生きているか。
東日本大震災に関しては、原発に絡めたデマがぞろぞろ(中には反原発・脱原発派が煽ってるものもあってたちが悪い)。
22年経った神戸。見た目は復興してるけど、淡路島や阪神エリアなど被災地全体や、生活、産業など目に見えにくい課題もあるはず。

だからこそ、経験を生かして、一歩前へ。


1月14日に東京で開催された「安倍政治打倒!」を掲げたデモ行進。
しかし、この日はセンター試験の1日目と被っていて、受験生などから試験の邪魔にならないかという懸念が出て、デモ主催者からも影響にならないようにしようという方針が示されたとか。

この一連の動きの中で、ある受験生がTwitterで
「デモの内容には異議は言わない、試験に配慮してほしい」
とツイートしたところ、デモに賛同してるある人のアカウントが、受験生を「無知なネトウヨ」「ネオ・ファシズム」リストにぶち込む事案が発生。

ひどい奴やなぁ。こんなんだから味方が得られないんだよ。
…と思ったものの、これに乗じた単発釣りアカウントかもしれないな、と、問題の酷いことやったアカウントを見ると…

見覚えがある

usankusailist-minori.jpg 
自分を「ニセ沖縄県民」「幸福の科学」リストにぶち込んでる輩と同一アカウントでした。
どう見ても厄介者です。




新成人のみなさん、おめでとうございます。

今年の成人式絡みのニュース・出来事で目についたのは…

その曲歌うなら踊ろうよ阿蘇市長

「市長が歌う」でおなじみ熊本県阿蘇市。地震のあとですし、どうなるかと思ったら、案の定歌いました。その曲は、星野源の「恋」。
そこは踊るべきでしょ。在日アメリカ大使館が各地の領事館と組んで踊った程ですよw

さて話は変わって、沖縄でも馬鹿な真似する新成人がいましたが、その中で美浜に登場したとされる違法改造?オープンカー。パトカーを模した塗装で「POLICE」とか何考えてるのやら…とネット上で公開された写真を見たら
「POLICE」ではなく「PENIS」

ウケ狙いのつもりだろうけど、すべってるぞ。


2016年・平成28年振り返り
今年もいろんな方がこの世を去りました。

【外国大物ミュージシャン】今年はビッグネームが続いたような
デヴィッド・ボウイ(1月10日)
モーリス・ホワイト(2月3日)
プリンス(4月21日)

【国内政界】
加藤紘一(9月9日)
小里貞利(12月14日)

【外国指導者】
シモン・ペレス(9月28日)
フィデル・カストロ(11月25日)

【皇族・王族】
ラーマ9世プミポンアドゥンラヤデート(10月13日)
三笠宮崇仁親王(10月27日)

【報道関係】
竹田圭吾(1月10日)
振り返ってみると、とくダネやフジテレビのワイドショー関係者の訃報が目立ったような。
若宮啓文(4月26日)
朝日新聞、よくも悪くも
神浦元彰(5月4日)
軍事界隈で「逆神」といわれて
武藤まき子(12月5日)
フジのワイドショーの印象が強いが、元々はRCC(中国放送)。

【スポーツ】
ハヤブサ(3月3日)
モハメド・アリ(6月3日)
千代の富士(7月31日)
平尾誠二(10月20日)
ラグビーのワールドカップ日本開催に向けこれから、という時の急逝。
永源遥(11月28日)

【芸能】
蜷川幸雄(5月12日)
永六輔(7月7日)
大橋巨泉(7月12日)
小川宏(11月29日)
ビッグネームも次々と。
井上竜夫(10月5日)
島木譲二(12月16日)
吉本新喜劇のレジェンド芸人が2人も。

【サブカル・アニメ関連】
松智洋(5月2日)
新ジャンル「痛棺桶」最後までやってくれました。
和田光司(4月3日)
大平透(4月12日)

【沖縄関連】
大城眞順(2月18日)
元衆院議員
与座朝惟(11月22日)
沖縄芝居の「与座兄弟」




サイバー攻撃手法が多様化 警戒強化を 公安調査庁(2016.12.22:NHK)

公安調査庁が毎年年末あたりに発表しているレポート「内外情勢の回顧と展望」のニュース。タイトルだけ見るとサイバー攻撃をメインに取り上げてるように見えます。共同通信の記事だとまんまサイバー攻撃の話。
しかし、NHKの記事の末尾には、それと同等にホットな一節がありました。


このほか在日アメリカ軍基地が集中する沖縄県をめぐり、中国の大学やシンクタンクが、沖縄の独立を求める団体の関係者と交流を深めているとしたうえで「中国に有利な世論を沖縄でつくることによって日本国内の分断を図る狙いが潜んでいると見られる」と注意を喚起しています。


琉球独立勢力が公安調査庁にマークされているのが明るみになりました。
しかもこれがテレビで全国に流れるというインパクト。これまでは沖縄ローカルかネット上の話だったんですが。

「中国の大学やシンクタンクが、沖縄の独立を求める団体の関係者と交流を深めている」という件に関しては、おそらく2016年5月に北京で開催された「第2回琉球・沖縄最先端問題国際学術会議」も含まれているものと思われます。この会議には沖縄側の発表者として、琉球民族独立総合研究学会の共同代表でもある、龍谷大学の松島泰勝教授も参加しています。
(当時の記事を琉球新報で)

実際、沖縄で独立支持の人がどれだけいるかというと、極めて少数な感触です。
独立学会が動く以前から琉球独立を訴えて活動していた「かりゆしクラブ」の屋良朝助は、知事選はおろか那覇市議選でも供託金没収レベルで落選する程。
ただし、独立を主張、または独立を模索する団体が複数登場し、地元マスメディアでもその活動がニュースになる現在、独立に傾くかもしれない人がごく少数とはいえ潜在的にいたとしても、おかしくありません。ましてや、普天間飛行場のキャンプ・シュワブへの移設統合(辺野古新基地)をめぐって、「翁長知事の埋め立て承認取り消しは違法」と最高裁で判決が確定した今、「もう日本は政治も司法もあてにならない。国民もマスコミも理解してくれない。ならどうするか…」と煽って付け込むことも考えられます。

今言えることは、「琉球独立」は沖縄にとって利益は何もありません。むしろ自殺行為となるリスクが高い。要注意です。

そうそう。「内外情勢の回顧と展望」は、例年年明けに公安調査庁のサイトで公開されるそうなので、どんなものか読んでみたいですね。

13日に発生した米海兵隊の輸送機MV-22・オスプレイの事故。
原因は現時点では14日の四軍調整官の会見で公表された
「空中給油中にアクシデントが発生、普天間に帰投しようとしたがリスクがあったので着水した」
という説明以上の情報はありません。調査をしてるものと思われます。
ただ、海上保安庁が現場検証を申し入れても米軍が無回答というのは気になる。いくら地位協定があるとはいえね。

…ということで、原因は調査中なのですが、現実には「欠陥機」という言葉が独り歩き状態。
琉球新報が発生から間もない段階で「やっぱり落ちた(中略)欠陥機」と煽ったのに続いて、TVや新聞で出る反発の声には「欠陥機」「いつか落ちると思ってた」が。ネット上でも基地反対サイドが同様な主張をしてます。
一方で、欠陥機主張に対する批判も見られますが、マスコミには相手にされない模様。

一連の反応を見てると、国内にはオスプレイをめぐって2つの“宗教的なもの”があるように見えます。

[オスプレイをめぐる、2つの“宗教的なもの”]の続きを読む
5月に続いて、“沖縄”が冷静さを失う事態が発生しました。

14日17時までに入った情報を整理すると…

13日夜、米軍のMV-22オスプレイ輸送機が、名護市の東海岸、安部付近の海上に不時着。
乗員5人全員救助、うち2人けが。
機体は大破。
米軍の四軍調整官の会見によると、夜間の空中給油訓練中、ホースか何かとオスプレイのローターが接触し損傷、陸地を避けて飛行してたが、着水したとのこと。

普天間基地(飛行場)にオスプレイが来て初めての、国内での重大事故です。
不時着なのか墜落なのか、報道でも表現が分かれてます。
ただ、沖縄にいると
「不時着」と言うと基地反対派に叩かれ
「墜落」と言うとネトウヨに叩かれ
…そうで、まともに意思表示がしにくい。

ただ、確実に言えるのは、12月14日の琉球新報が常軌を逸したゲスであるということ。


発生から間もない、原因もわからない段階で欠陥機と決めつけた上に「やっぱり落ちた」
記事の中で誰かが言ってるわけでも、記者がそう書いてるわけでもないのに、見出しで「やっぱり落ちた」
琉球新報はオスプレイの事故を待ち望んでいたのかと言われても仕方ない。

このほかのメディアにおいても、冷静さを失う可能性はあるので要注意。
ここ数年、オスプレイをあからさまに欠陥機と言うのは琉球新報ぐらいだったけど、何か吹っ切れて「欠陥機だ!」と言うかも。

もうこの案件に触れるのは億劫なんだけど、一応トピックな出来事はあったんで、さらっと書いておきますか。

社会科歴史教科書と、沖縄戦での「集団自決」の件。
しばらく記載のなかった、山川出版の作る教科書に「集団自決」が記載されたとのこと。

2007年の“騒動”以来、「集団自決は軍の命令(軍命)と教科書に書け」と訴えている団体や学者は、一歩前進としつつも「軍命と書かれてないのが不満」と、まだまだ運動を続けるようです。

以前その団体などを「教科書ストーカー」と批判しましたが、ここまで来ると「集団自決ストーカー」のような。
ただ、この件は、「軍の命令はあったorなかった」と単純化できるものではないように思うんだよな。ケースによっていろいろだろうし、誰が直接の命令を下したのかとか、さらに当時の“空気”の可能性も否定できない。
しかし、「沖縄戦における集団自決の軍命の有無」の話は、一時期のヒートアップ状態から冷めてるとはいえ、上記のような団体が未だにいる以上、イデオロギー衝突のおもちゃ状態になってて、決着が見えない。「軍の命令があった」と書く教科書が出てきたら、「軍命はなかった」サイドがまた活発化するだろうし。
こっちも2007年に揉めてた当時、この件に触れたら、軍命の「あった」「なかった」両サイドの人からぼろくそ言われて、もうこれは何を言っても通用しない、終わりが見えない、関わりたくないと思ったね。(これが最初に言った「億劫」の理由)

へたすると、北方領土問題が先に決着したりして。


「わかるわー」
「あれノミネートしてないの?」
「それノミネートする程のものか?」
…から時は過ぎ、新語・流行語大賞とトップ10が発表されました。

今回は、大賞がどうこう以前に、選考委員に良識はないのかと疑うものがありました。
トップ10に入ったうちの1つ「保育園落ちた日本死ね」。

保育園不足の悲痛な訴えとはいえ、「死ね」という表立って言うことが憚られる単語が入った言葉を選ぶ異常さ。
新語・流行語といえるかの流行り度合い認識は個人差があるだろうけど、これはない。
ノミネートやトップ10で恣意的な選考が目につく近年の流行語大賞。とうとうここまで堕落したかという感じ。選考委員のおもちゃになってないか?

政治や社会問題系のワードが入るのを否定はしないけど、酷い。
それ以外が「神ってる」「PPAP」「ポケモンGO」など、理解できるものだっただけに。

翁長知事が北部訓練場の約半分の返還に伴うヘリパッドの移設を「事実上容認」した件。
あとから「容認とは違う。苦渋の選択」と言ってますが、波紋は確実に広がってます。

ですが、「苦渋」発言の翌日に大きな動きがありました。
辺野古でキャンプ・シュワブのゲート前にブロックを積んで出入りを妨害したとして、沖縄県警が現地の座り込みテントや関係者の自宅、平和運動センターを家宅捜索。
さらに4人を逮捕(このうちの1人は既に逮捕されている山城博治)。

知事発言と連動してるとか、露骨とかいう批判がありますが、捜査には時間を要することもありますからね。平和運動センター側は「ブロックは有志が持ってきたもの」と組織的関与を否定してますが、果たして。
「平和運動の弾圧だ」「米軍統治時代より酷い」と言う人もいるけど、現状、抗議が度を過ぎてるからね。
暴言
不法侵入
警備員個人への攻撃
警備員の親族への嫌がらせの助長
住民の迷惑を考えない行動

これらの中には、平和運動センターではない行動主体がやってるものもあるだろうけど、そこのリーダーである山城さんが尖鋭化していたからね。

そして、高江のヘリパッドの出来上がりに伴う大規模返還は、今月です。
旧態依然で、現実を直視できない、かつ尖鋭化した平和運動が“敗北”に直面した時、どうなるか。恐ろしくもある。


夜明け前を衝く揺らぎ
呼び覚ます緊急放送

2016年11月22日、福島沖でM7.4の地震(最大震度5弱)
緊急地震速報に続いて津波警報も出て、NHKが緊迫モードになったことが注目を集めましたが、これは東日本大震災以降の教訓でもあるんですよね。
仮に空振りであっても、このような時は身を守るのが最優先。災害に関しては狼少年の童話は忘れる方がよさそう。

一方で「避難経路に車が殺到し渋滞」「避難経路の道が狭い」といった課題も。
防災や災害時の備えは、随時アップデートが肝心ですね。

それにしても、この地震。
マグニチュードでは熊本地震越えてるんだよな。


流行語大賞の季節となりました。
今回はノミネート数が50から30に絞られてますが、それ故の「まさか」も、妥当かな…もあったり。

【大ヒット映画】
タイトルがそのまま「君の名は」「シン・ゴジラ」入っちゃいましたね。

【完全に持って行かれた】
お笑い関係では、トランプの孫娘もはまった「PPAP(ペンパイナッポーアッポーペン)」が入ってますが、あれを忘れていませんか?完全にPPAPに持って行かれましたね。
「PERFECT HUMAN 」

【今回の政治系】
「○○ファースト」や「レガシー」「盛り土」といった小池百合子都知事周辺の言葉が並ぶ中で、今年も特定指向な“悪意?”のあるワードが入ってきました。「保育園落ちた日本死ね」。
もうこういう方向性はやめませんか?

【今年ではないような】
「聖地巡礼」が今頃ノミネートとか遅過ぎるだろ。ガルパンで4年前、けいおんで6年前、らき☆すたに至っては9年前だぞ。